猫と暮らす
UP DATE
猫の「肛門」について気になること 実は必要なお手入れがあった
そもそも肛門腺とは
猫の肛門腺は、肛門を中心として4時・8時の位置に1つずつあるのが特徴です。この肛門腺の先には「肛門嚢(こうもんのう)」と呼ばれる袋があり、マーキングの際などに強いにおいのある液体を分泌する役割があります。
肛門腺のケアは必要?
ただし、何らかの理由で分泌液は出にくくなっている場合は、人の手で肛門腺を絞ってあげる必要があります。猫の肛門嚢は絞りにくいので、不慣れなうちは動物病院で絞ってもらうとよいでしょう。
分泌液が溜まり過ぎると細菌感染や炎症を起こし、肛門腺が破裂してしまうというリスクも。愛猫の体を守ってあげるために、肛門腺に異常がないか定期的にチェックしてあげてください。
こんなときは注意が必要
・下痢が続いたとき
・気温が低くなったとき
・ふだんからあまりグルーミングをしない
・肥満や加齢によって体をあまり動かさない
また、分泌液の状態によりもともと排出しにくいタイプの猫もいます。気になるかたはかかりつけの獣医師に相談しましょう。
猫がお尻を気にしていたらトラブルのサインかも
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE