招き猫を置くと福を招くといわれていますが、実際に猫を飼い始めたことで福が訪れた! と感じている方も多くいるようです。今回は読者の方に「猫を飼い始めたことで、愛猫が招いてくれた“福”」についてのエピソードを教えていただきました。心温まるエピソードにほっこりしてください。
コロナ禍の孤独から救ってくれた!
犬派だったというTさんですが、友人宅で猫シッターを引き受けたことから猫に興味をもち始めました。そこから縁があり、2020年にパムクちゃんを、2021年にプナルちゃんを保護猫として迎えることに。
ちょうどコロナ禍ということもあり、一人暮らしでさみしさを感じていたTさんですが、緊急事態宣言などが解除され始めたころに、飼い始めた2匹の猫を見るために友人たちが家に集まってくれるようになったそうです。
Tさんの趣味であるキャンプ仲間や昔の同僚、猫友や同窓生など多くの友人が来客してくれるようになり、これは
2匹の猫が招いてくれた千客万来だとTさんは感じています。
猫を迎えてメリハリのある生活に
元々猫が苦手だったというM・Yさん。職場のオーナーさんの愛猫ぷぅ~ちゃんと遊んでいるときに自分が笑顔になっていることに気づき、ぷぅ~ちゃんのブリーダーさんに妹猫が生まれたら声をかけてほしいと伝え、華波ちゃんを家族に迎えることができたそうです。
華波ちゃんを迎えてから半年が経つと、ダラダラしていた生活からメリハリのある生活に変わり、華波ちゃんのお世話がダイエットに繋がったのか、コロナ太りが8kgの減量に成功!
友人からも「顔つきがやわらかくなった」と言われ、華波ちゃんとの幸せな生活のおかげだと思っているそうです。
子どものような存在の愛猫によって夫婦円満
Kさん夫婦は「いつか猫を飼いたい」と飼い主募集サイトを見るようになり、最終的に茶トラの子猫だったうにくんと出会いました。「子猫を『わが子』として迎えたい」という気持ちが保護主さんにも伝わり、「それならば」とうにくんを託してくれたそうです。
猫を飼うことが初めてのお2人ですが、元気いっぱいのうにくんとの生活には笑顔が絶えず、夫婦の会話も増えたそうです。「3人での生活をこれからも楽しく過ごしていきたい」と前向きなKさんご夫婦でした。
読者のかたの愛猫を迎えたことで起こった素敵なエピソードをご紹介しました。どのエピソードも心温まるものばかりでしたね。
参考・写真/「ねこのきもち」2022年9月号『愛猫よ、”福”を招いてくれてありがとう!』
文/山村晴美