猫と暮らす
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【獣医師解説】猫も「仮病」を使うことがあるの?獣医師に聞いてみた
この記事では、猫が「仮病」のような行動をする理由や、よく見られる「仮病」の例、「仮病」と本当の病気の見分け方、愛猫が「仮病」を使っているときの対応について、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生が解説します。
猫も「仮病」を使うことがある?
原先生:
「猫が人のように意図的に嘘をつくことは稀ですが、過去に体調を崩した際に飼い主さんが優しくしてくれた経験を学習している可能性はあります。少し元気がないふりや食欲がないふりをすると、『かまってもらえる』『おやつがもらえる』と学習し、気を引くために「仮病」のような行動をしているのかもしれません」
猫に見られやすい「仮病」の例
原先生:
「変な歩き方をしたり、ふだんより元気がなさそうにじっとしていたりする様子が挙げられます。また、食欲がないような素振りを見せて、大好きなトリーツやよりおいしいゴハンを飼い主さんから引き出そうとするようなしぐさも、『仮病』と言えるかもしれませんね」
「仮病」と本当の病気の見分け方
原先生:
「“飼い主さんが見ていないときの様子”を観察することが大切です。誰もいない場所では元気に動いていたり、大好物にはすぐに反応したりする場合は、気を引きたい心理かもしれません。ただし、食欲不振や排泄の異常が丸一日以上続く場合は病気を疑い、いち早く受診することをおすすめします」
愛猫が「仮病」を使っているときの対処法
原先生:
「もし気を引くための行動だと感じても、愛猫を叱るのではなく『寂しかったのかな』と受け止めてあげてください。ただし、過剰に反応しすぎるとその行動が定着してしまうため、ふだんから何気ないときにたくさん愛情を注ぎ、猫が『仮病』を使わなくても安心できる関係を築くのがよいでしょう」
取材・文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年2月時点の情報です。
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