猫と暮らす
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猫の歩き方がおかしい! 考えられる病気やケガをケース別にQ&A
Q.愛猫が片方の後ろ足をひきずっています。大丈夫でしょうか。(チンチラ・♀・8才10カ月)
後ろ足をひきずるのは、足に何らかの問題があるからだと考えられます。
外傷や骨折、脱臼、靭帯の損傷、神経の問題など原因は幅広く、原因に沿った治療が必要。時間がたつと悪化するおそれもあるので、なるべく早めに動物病院を受診しましょう。
Q.愛猫が右前足をあげています。レントゲンを撮ったほうがいいでしょうか。(ミックス・♀・9才0カ月)
猫が地面に前足をつけないということは、痛みを感じているおそれがあります。打撲や捻挫、外傷のほか、骨や関節に異常が出ているケースも。
しかし動物病院によっては、初診では視診や触診によって痛みのある部分をある程度特定し、骨や関節に問題がなさそうであればレントゲンは撮らないこともあります。治療をしても改善が遅い場合に、追加検査としてレントゲンを撮ることも。
最初の治療はおよそ3~5日程度の内科的な治療で経過観察することが一般的です。それで改善しないようであれば、必ず再診に行くようにしてください。
Q.まだ1才になっていないくらいの猫なのですが、歩いているとヨタヨタします。(ミックス・♂・0才11カ月)
ヨタヨタするのはいつもなのか、たくさん遊んだあとや寝起きなどに限ったことか、また、どのようにヨタヨタしているのかによって、生理的範囲内であることもあれば、病気の疑いがある場合もあります。
いつもではないなら、一日の愛猫の様子を観察し、どんなときにヨタヨタすることが多いのかチェックしてみてください。また、歩いているとヨタヨタしながら横に曲がっていく、歩いているうちに顔が下に向いてしまう、後ろ足がもつれていってしまうなど、その動き次第で疑われる病気も異なります。
愛猫の様子で気づいたことをメモし、愛猫がヨタヨタしている様子を動画で撮影したものを持参して、一度獣医師に相談するといいでしょう。
文/田山郁
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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