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猫との意思疎通で日々を楽しく 猫とおしゃべりするためのコツ

猫が鳴き声でおねだりをしてきたとき、応えてあげればそれだけでも「おしゃべり」が成り立っていると考えられます。今回は動物看護師の小野寺温先生に、猫とおしゃべりするための上手な返し方について、お話を伺いました。

猫に返事をするときは「やわらかい声」と「笑顔」で

ブリティッシュショートヘアのラムちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫に声をかけるときにまず大切なのは、声のトーンです。飼い猫は飼い主さんを母猫のように思っているため、少し高めのやわらかい声で話しかけてあげましょう。猫が安心して、愛情も伝わりやすくなるはずです。

また、猫に返事をするときはできるだけ笑顔を心がけましょう。猫は人の表情の変化をわかっていると考えられています。笑顔は目が細まるので、凝視されるのが苦手な猫は安心できるという一面も。

猫がそばで鳴いたときは、人と同じように返す

白黒猫のべべちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が鳴きながら寄ってきた場合、その要望を叶えながら、「どうしたの?」「遊んでほしいの?」など、人を相手にしているときと同じように話しかけてもOKです。
猫はフレーズの意味は理解できないものの、同じ状況のとき、いつも同じフレーズで返すようにすると、猫もそのうち「嬉しいお返事」として覚えてくれるでしょう。

手が離せないときは、イイコトだとわかっている言葉で返す

茶トラ猫のふぅちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が鳴きながら寄ってきても、忙しくて手が離せずに、言葉だけで猫に返事をしたい場合は、単語で返してみるのがおすすめです。
猫は2~3語であれば理解できるといわれているので、自分の名前や、「ゴハン」など大好きな単語であれば、イイコトとして覚えています。
そのため、この言葉での返事だけでも、猫を喜ばせることができるでしょう。
自分の感情が伝わっている実感がもてると、本当におしゃべりをしているようで、猫とのコミュニケーションがより嬉しいものになります。今回ご紹介した内容も参考に、飼い主さんの気持ちが伝わりやすくなる言葉のかけ方をマスターしてみてくださいね。
お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学助教 動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2019年3月号『猫語をひも解くヒント集 鳴き声で気持ちはわかります!』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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