猫と暮らす
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いつもの食事タイムに飽きたら試したい、遊び心ある工夫はこれ!
猫の狩猟本能を刺激する、“1粒ずつ作戦”!
新聞紙を用意して広げたら、ドライフードを少しずつまきます。新聞紙のカサつく音が、獲物の動く音に似ていることで猫の狩猟本能が刺激されますよ。1粒ずつ時間をかけて食べるため、いつもは一気食いしてしまうクセのある猫に特におすすめです。
猫もワクワク!ゲーム感覚で脳を刺激。
まずひとつめは、100円ショップなどでも購入ができる瓶を使った方法。1食分のフードを瓶に入れたら、中身を猫に見せて気を引きましょう。その後、瓶を倒して猫が中に前足を入れてフードを食べたら成功! 瓶の間口は直径6cmほどがおすすめです。
猫は知能が高く、前足をとても器用に動かすことができます。瓶を使った方法は、猫もすぐにコツを掴めるでしょう。
ふたつめは、ペットボトルのフタを使う方法。フタを2つ用意して、ドライフード1粒をどちらかのフタで隠し、猫にフードがどちらに入っているか当てさせるゲームです。まるで宝探しのようなワクワク感を猫も感じているはず! 慣れてきたら、フタの数を増やして遊んでもより楽しめるでしょう。
飼い主さんが「最近の食事時間、マンネリぎみ」と思う気持ちは、自然と猫にも伝わってしまうはず。いつもの食事時間に少しの工夫をプラスするだけで、飼い主さんにとっても愛猫にとっても、新鮮で楽しい時間に早変わり! 今日から早速試してみてくださいね。
出典/『ねこのきもち』2018年2月号「マンネリ解消しよう!」(監修:帝京科学大学助教、動物看護師 小野寺 温先生)
文/阿部康子
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