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【後半】猫を迎え入れる前の10項目|病気や寄生虫対策〜迷子札まで

猫の健康チェックは欠かさない

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猫は自分から「体調が悪い」と訴えることができません。猫の体調管理においてもっとも重要なのは、飼い主さんが日頃から愛猫を注意深く観察することです。

・食事の量はいつもと変わらないか?
・排泄の量や、排せつ物の状態に変化はないか?
・元気がない、普段と態度が違いすぎるなどの変化はないか?
・呼吸が荒い、鼻水が出る、毛艶がないなどの見た目の変化はないか?

このように「普段と何かがおかしい」と気づいてあげることが、猫の体調管理に繋がります。普段から愛情をもって猫のお世話をしていないと、「いつもと違う」を見つけることはできないので、毎日のコミュニケーションを大切にしましょうね。

病気について知っておこう

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人間と同じように、猫もさまざまな病気にかかることがあります。すべての病気を知っておくことは難しいですが、かかりやすい病気を知っておくだけでも、いざという時に役に立つはずです。

仔猫期や季節の変わり目などの免疫力が低下しているときは、「猫カゼ」にかかりやすいとされています。猫カゼと一言で言っても原因はさまざまなので、くしゃみや鼻水といった症状が出たら、必ず動物病院を受診しましょう。

ほかにも、嘔吐や発熱が見られたら「猫汎白血球」、多飲・多尿や食欲不振などの症状が見られたら「慢性腎不全」など、さまざまな病気が考えられます。健康チェックの章で触れましたが、普段と違う症状が見られたら、出来るだけ早めに動物病院で相談するようにしましょうね。

寄生虫対策

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病気と一緒に知っておきたいのが、寄生虫に関することです。寄生虫の中には、猫の体の中に寄生する「内部寄生虫」と、毛の中など外側に寄生する「外部寄生虫」がいます。

主な内部成虫

・回虫
・条虫
・原虫類
・フィラリア

主な外部寄生虫

・ダニ
・マダニ
・ノミ
予防薬やワクチンの投与で防げるものもありますし、万が一寄生されても駆除剤で退治できるものもあります。草むらに近寄らない、常に清潔を心がけるなどの予防を心がけ、必要な予防接種や健康診断などは忘れずに受けましょう。

動物病院は事前にチェック

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猫を飼ううえで、動物病院とのお付き合いは欠かせません。病気のときだけでなくワクチンの接種や定期健康診断など、最低でも年に1回はお世話になるはずです。猫を飼う前に、どこにどんな動物病院があるかをリサーチしておくと安心ですね。

また動物病院に行くこと自体がストレスになる猫もいます。そうならないように、仔猫
のときから動物病院に定期的に通い、病院の環境に慣らしてあげましょう。成猫の場合はスタッフさんに撫でてもらうなど、「病院でいいことをしてもらえる」という経験を積むことで、だんだん慣れていく場合もあります。いずれも個体差があるので、猫の様子を見ながら行ってください。

もしもの時の迷子札・マイクロチップ

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猫の脱走、あるいは震災時の迷子など、猫とはぐれてしまった時に役に立つのが「迷子札」です。迷子札は、飼い主さんの名前や住所、連絡先などを記して首輪に装着するアイテム。プレート上のものやカプセル式のものなど色々あるので、使いやすい物を選ぶと良いですね。

また、「マイクロチップ」を猫の体内に埋め込むという方法もあります。マイクロチップとは、猫と飼い主さんの情報や連絡先を登録できる器具のこと。2mm×12mm程度のごく小さい物なので、猫の体に影響はないとされています。マイクロチップの埋め込みは義務ではありませんが、震災時にはマイクロチップのおかげで、飼い主さんと再会できた猫が多かったという報告があるようですよ。
猫の健康管理や病気について、最低限知っておくべきことをご紹介しましたが、他にも知っておいた方が良いことはたくさんあります。ぜひこちらの記事も参考にして、猫との新生活を楽しんでくださいね。

出典/ねこのきもちWEB MAGAZINE「猫を飼うときに知っておきたい20のこと」

文/higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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