猫と暮らす
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動物病院の待合室で遭遇!猫の「困った飼い主さん」体験談
動物病院で「猫の困った飼い主さん」を見た経験は?
アンケートにお答えいただいた179名中、「はい」と回答された方は40名。22%の方が、何かしら「困ったな」という思いをしたことがあるという結果になりました。
その飼い主さんのどんなところに困りましたか?
・「子猫をキャリーから出して、好きに走りまわらせていました。人懐こい可愛い子猫だったのですが、飼い主さんのマナーが悪かった」
・「キャリーにも入れず、ハーネスも付けず、抱っこで待ち合い室にいて、猫が突然逃げてしまわないか心配だった」
・「順番が待てない。早く診てほしいのはみんな同じなのに、受付や看護師さんに詰め寄っている人がいた」
・「少し喋るぐらいは挨拶程度で構わないが、やたらと猫について詳しく喋る人は困った」
・「混んでいる時でも、椅子に荷物やペットものせている」
・「買い物帰りなのか長ネギを持ったまま入ってきて、一部落としたまましばらく気付いていなかった」
・「コロナ禍で『待合室は代表者1名でお待ちください』と注意書きがあるのに、猫1匹を連れた5人家族が椅子を占拠していた」
皆さん、さまざまな経験をされているようです……。
獣医師が考える「猫の困った飼い主さん」とは
――動物病院の獣医師さんやスタッフさんから見て、動物病院の待合室で「困ったな」と感じる猫の飼い主さんの言動にはどのようなものがありますか?
岡本先生:
「まず、待合室でキャリーから猫を出すことですね。また、待つことが猫のストレスになるのはわかりますが、診察やお会計を急いでほしいと強く要求されるのも、ほかに待っている方などの事情もあるので困ることが多いです」
「猫の困った飼い主さん」にならないためには?
岡本先生:
「猫のストレスが大きい場合には、先に飼い主様だけ来院して受付をしたり、猫を先に連れて帰ってお会計に戻ってきたりすることも可能な病院が多いので相談してみてください。
動物病院の待合室で猫と待っているあいだは、ハードキャリーに布をかけた状態で、待合室ではなるべく開けないようにするとよいでしょう」
――ありがとうございました。
アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
取材・文/藤真もとみ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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