猫と暮らす
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一緒に外出したいの?「猫が勝手にカバンへ入る」理由と対処を獣医師に聞いた
愛猫が好むカバンは?くつろぎ方もいろいろ
※2022年7月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 287人)
気付いたら「カバンの中にいた!」
- 「スポーツクラブに行く準備をしていたら、いつの間にかバッグに入ってくつろいでいました」
- 「クリーニングに行くときに見当たらず探したら、クリーニングバッグに入っていました」
- 「旅行の準備をしているスーツケースの中で寝ていました。一緒に旅行へ行く気になっているみたいでかわいかったです」
- 「知らないうちに家族のゴルフバッグに入り寝ていたので、ビックリしました」
- 「トートバッグの中にときどき入っています」
「お気に入りのカバンがある」猫も!
- 「買い物用の保冷バッグがお気に入り」
- 「エコバッグはいつも狙われている……」
- 「買い物したあとの紙袋には必ずといっていいほど入ります」
- 「私の通勤用のバッグの上で、よく箱座りをしています」
- 「高校生の息子が帰宅すると、通学カバンに必ず入ります。部活で着た服のニオイが気になるみたいです」
- 「子供のランドセルや手提げの中をよく覗きこんでいます。手提げの中に入れないときは、手提げの上で体をなめるなどして、くつろいでいます」
【獣医師取材】猫がカバンに入る理由
白山先生:
「猫はもともと、四方が囲まれた狭くて薄暗い場所にいると、安心して落ち着ける習性があります。そのため、カバンの中は都合がいいのでしょう。
このほかには、飼い主さんや外出先のニオイなど、興味をそそられるニオイにつられて入ることもあります」
【獣医師取材】カバンに乗る猫、中に入る行動との違いは?
白山先生:
「猫がカバンの上に乗っている場合は、次の理由が考えられます。
・素材が好みだから
・ニオイが気になって、自分のニオイをつけようとしている
・居心地がよさそうと感じたから
・飼い主さんのニオイに安心するから
・飼い主さんへのアピール など
(カバンの上に乗るほうが)カバンの中に入るよりも好奇心や興味、ニオイをつけたいなどの意味合いが強いのではないかと思われます」
【獣医師取材】どかしても大丈夫?カバンを使用するとき
白山先生:
「どうしてもそのカバンを使いたい場合には、おもちゃやフードなどで興味をひき、愛猫が移動してから、そっとカバンを取るようにするといいでしょう」
――無理やりどかされたような印象をもたれないよう、自ら立ち去ってもらうのですね。
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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