猫と暮らす
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【調査】猫の救急外来を利用したことがある飼い主の割合 緊急性の見分け方を専門家に聞いた
救急外来を受診したことがある猫は約2割!
「病気」による容体の急変
- 「夜中に、今までとは違う吐き方で何度も吐いた」
- 「夜ゴハンを急に食べなくなり、ぐったりしたから」
- 「夏に脱水症状になり、緊急外来を受診した。点滴をしてもらいました」
- 「何度もトイレに入るがオシッコが出ないので、心配になり休日外来を受診しました。膀胱炎でした」
- 「てんかん(の発作で)」
- 「少し前に心筋症の診断を受けて肺水腫になっていたので、『呼吸が荒く、苦しそうな息づかいになった』ときに救急外来に連れて行きました」
- 「右後ろ足を骨折してギプスの処置をしてもらったのですが、ズレて大鳴きし、夜間救急病院を受診した」
突発的な「事故」や「ケガ」
- 「二階から落ちてしまった」
- 「液体洗剤を舐めてしまって」
- 「高い場所から落ちて腰を強打。後ろ足が全く動かなくなり、ひきずりながら移動していたので、すぐ緊急外来を受診しました」
- 「目の前でオモチャを誤食したので慌てて受診しましたが、催吐措置で吐き出せず、結局ウンチで出てくるまで待ちました。出てきてホッとしました」
- 「先住猫が、新入り猫に噛みついて怪我をさせたときに診てもらいました。ケガをした方の猫には抗生剤の注射と飲み薬を、噛みついた方の猫には精神安定剤を投与されました」
【獣医師取材】相談先はある? 夜間に不調を感じたとき
岡本先生:
「夜間救急病院や夜間も対応している動物病院があります。まずは電話で状況を伝えて、受診の指示を仰いでください」
――救急外来を受診する前に、先に電話で相談をした方がいいのですね。
【獣医師取材】見分け方は? 救急外来に行くべき症状
岡本先生:
「意識が朦朧(もうろう)としている、安静にしているのに呼吸が早い、ふらついて立ち上がれない、痙攣が止まらない場合は緊急性が高いです」
――緊急性の高い症状が見られる場合には、迷わず動物病院へ相談しましょう。
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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