猫と暮らす
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生まれたての子猫の状態と必要なお世話 可愛いけど大変な時期に飼い主に求められること
そこで今回は、生後0カ月~2カ月頃の子猫の状態やお世話するうえでのポイントなどを、獣医師の田草川佳実先生に伺いました。
0カ月齢のお世話や子猫の状態
這って動くことはできますが、立って歩くことはできず、母猫による哺乳や排せつの介助などが不可欠です。もし、生後間もない1~4週齢の子猫に人工哺乳が必要なら、回数と量は週齢ごとに異なります。生後10日くらいまでの子猫は嘔吐反射がなく、飲み過ぎると命に関わることもあるため、注意が必要です。
生後3週間ほど経つと、よちよち歩きを始めたり、多少母猫の介助を伴いながらも、自力で排せつできるようになったりします。ちゃんと目が見え、耳も聞こえるようになるのは、生後4週間前後です。
キトンブルー
1カ月齢のお世話やフードのこと
また、この頃には多くの猫がトイレを覚え、自力で排せつができるようになります。
2カ月齢のお世話と社会化期について
ただ、社会化期の終わり頃には恐怖心も芽生えてくるので、嫌がっているのに無理やりふれあうのは禁物。怖さを回避するために、攻撃行動や逃避行動を学んでしまうおそれがあります。愛猫の様子を見ながら、おやつやおもちゃを上手に使って、やさしく接してあげましょう。
参考/「ねこのきもち」2023年6月号『成長はあっという間、かわいさは一生もの。 子猫すくすくアルバム』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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