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愛猫はどう思ってる? 猫が見せる3つのサインからわかる気持ち

自分の猫がかわいくて思わずしていたあの行動、猫にとっては「ほどほどにしてほしい」「やめてほしい」と思っているかもしれません。今回は、愛猫が出す「かまってほしい」「ほどほどにしてほしい」「NG」の3つのサインについて、猫心理学者の高木佐保先生に伺いました。猫からのサインを読み取って、よい関係を築きましょう。

愛猫が出す“かまってほしいサイン”

ブリティッシュショートヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫が出す“かまってほしいサイン”は次の3つです。

1. しっぽを立てて近付いてくる
2. お腹を出してくねくねする
3. 体をスリスリしてくる など

猫は飼い主さんと触れ合いたいと思うと、自らコンタクトをとります。飼い主さんから触れ合おうとするよりも、猫からの“かまって”サインに応じるかたちでコミュニケーションをとるほうが、マイペースな猫にとってはベストです。
人から始めたコミュニケーションよりも、猫主導で始まったコミュニケーションのほうが長く続くということが、研究結果でも明らかにされているそう。

愛猫が出す“ほどほどにしてほしいサイン”

MIX 黒×白
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
逃げたりおびえたりなどの拒否反応を見せなくても、次のようなしぐさや行動はイライラしているサインです。
機嫌が悪くなってきているので、ほどほどに切り上げるのがよさそうです。

1. しっぽをパタパタさせる
2. 低い声で鳴く
3. 瞳孔が開く
4. 耳を反らす など

愛猫が出す“NGサイン”

MIX キジトラ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
逃げる、おびえるなどの拒否反応を見せたらNGコミュニケーションのサインなので、すぐにやめてください。

猫は基本的に「嫌だ」「やめてほしい」と感じたらその場から逃げます。いくら悪気はなくて、愛猫がかわいいがゆえといっても、逃げる猫を捕まえて無理やり触れ合ったり、逃げられないように拘束したりし続けるのはNG。
また、ナイーブな猫の場合「怖い」と感じたらおびえてかたまってしまうこともあります。
愛猫がこれらの反応を見せるようなコミュニケーションを続けると、関係悪化に繋がるのですぐにやめましょう。
愛猫のサインを、きちんと分かってあげられる飼い主さんを目指したいですよね。
NGサインを出しているときは控え、逆にかまってほしいサインを出しているときは遊んだりなでてあげたりするとよさそうです。愛猫と飼い主さんでスムーズなコミュニケーションをとれるように頑張りましょう!
お話を伺った先生/高木佐保先生(猫心理学者 日本学術振興会特別研究員)
参考/「ねこのきもち」2023年7月号『愛猫がかわいくてついやっちゃうけど… これってNGですか?溺愛飼い主、あるある集』
文/宮田 あゆみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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