1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. 健康・病気
  4. 動物病院
  5. 大事な猫がかかる動物病院のギモン 聞きにくいけど知りたかったことを確認してみた

猫と暮らす

UP DATE

大事な猫がかかる動物病院のギモン 聞きにくいけど知りたかったことを確認してみた

動物病院では、投薬や入院、手術など、さまざまなことが行われます。動物医療のプロではない飼い主さんの場合「これはどういうことだろう」と思うことも少なくないでしょう。

そこで今回は「手術などで動物病院に預けた猫は、術前・術後はどのように過ごしているの?」「薬を処方されたときに副作用について詳しく聞いてもいいの?」など動物病院での疑問を、獣医師の重本仁先生、田草川佳実先生に伺いました。

手術などで動物病院に預けた猫は、術前・術後はどのように過ごしているの?

マンチカンの杜阿(とあ)くん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
基本的に、術前と術後は動物病院内のケージの中で過ごします。術前は、ケージの中で点滴をつないで麻酔に備え、術後は麻酔から目覚めるまで眠り、その後は点滴を流しつつ急変が見られないかのチェックを行いながら過ごすのが一般的です。
内部の様子は病院によって異なるので、気になる方は事前に見学ができないか聞いてみるといいでしょう。

薬を処方されたときに副作用について詳しく聞いてもいい?

Mix(ミケ)のルビーちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
薬の副作用について気になることがあれば、その場で聞いてみましょう。診察時間の都合上、処方する薬についての効能をすべて説明するのは難しいので、聞きたいことがあればその都度尋ねてみるのがおすすめです。

複数かかりつけの病院をもつのは失礼にあたる?

ラグドールのこむぎちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「病気はA病院、トリミングはB病院など、目的によって行く病院を変えるのは失礼かもしれない」こう思う飼い主さんもいるようですが、全く失礼にはあたらないので安心してください。
ただ、病院同士情報共有はしておいたほうがいいので、複数のかかりつけがある場合はその旨を双方に伝え、1つの病院で検査を実施したら、その結果を別の病院にも持参するといいでしょう。

威嚇すると凶暴になる愛猫、スタッフさんをケガさせないか心配……飼い主にできることはある?

アメリカンショートヘアのみーちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫が暴れるおそれがある場合、愛猫を洗濯ネットに入れたうえで、取り出しやすい形のキャリーケース(上のフタが開くタイプなど)で連れて行くのがおすすめです。また、可能なら自宅で愛猫の爪を切っておきましょう。そして初診の際、愛猫が攻撃的になるかもしれない旨を、必ず受付のスタッフに伝えてください。
診察中は、飼い主さんが声をかけたり手を出したりすると、猫が興奮してしまうことがあるので、獣医師の指示に従いつつ見守りましょう。
薬の副作用について聞きたかったり、愛猫が診察時に攻撃的になるおそれがあったりなど、飼い主さんの悩み事は尽きません。しかしどういう悩みにしろ、解決への一番の近道は「動物病院に相談をする」こと。疑問があれば遠慮なく聞いて、病院のスタッフや獣医師の判断を仰ぎましょう。
お話を伺った先生/重本仁先生(王子ペットクリニック院長)、田草川佳実先生(聖母坂どうぶつ病院副院長)
参考/「ねこのきもち」2023年8月号『飼い主さんの迷うシーン別、獣医さんにホンネを聞きました 動物病院へのギモンQ&A』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
CATEGORY   猫と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る