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愛猫の「ペットカメラ見守り」体験談 活用のコツを獣医師が解説

みなさんは、愛猫の見守りに「ペットカメラ」を使っていますか?

この記事では、ねこのきもちアプリで実施したペットカメラの利用に関するアンケート調査結果や、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお聞きした、ペットカメラの上手な活用方法などについてご紹介します。

愛猫の見守りにペットカメラを使っていますか?

ペットカメラの利用に関するアンケート
※2025年2月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 101人)
ペットカメラの利用に関するアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
飼い主さんに愛猫の見守りにペットカメラを使っているか聞いてみたところ、「はい」と答えた人は35%という結果に。今回の調査では、ペットカメラを使っている人は少数派でした。

使ってよかった/残念だった 飼い主さんの体験談

 アメリカンショートヘアのエビマヨくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ペットカメラ使用経験のある飼い主さんに、よかった点・残念だった点を聞いてみました。

ペットカメラを使って「よかった」体験談

「よかった」体験談からは、愛猫の見守りをはじめ、健康管理や複数飼いの状況把握にもペットカメラが役立っていることがうかがえます。

出先でも愛猫の様子を確認でき、安心につながる

  • 「ちょっと長めに留守をするとき、何をしてるのか確認できて安心できる」

  • 「出先で気になっても確認できるので大変役に立っています」

愛猫の健康管理に役立つ

  • 「猫が吐いてしまったときや異変があった際に、それが何時だったのかが把握できるので、受診時に役立ちました」

  • 「たまたまカメラ映像を確認したときに猫の呼吸が異常に速く、動物病院に連れて行ったら病気が見つかった。獣医さんからも早期発見と言われ、カメラをつけておいてよかったと思った」

複数飼いでも状況把握がしやすい

  • 「複数飼いなので、留守中のトイレや嘔吐が誰か、録画を見たらわかる」

  • 「横取りしてないか、きちんとみんながゴハンを食べられているか、あとから確認できる」

  • 「トイレの外に粗相してしまい、トイレ前に置いて誰がどこでしたかチェックできるようにしたが、意外と便利だった」

ペットカメラを使って「残念だった」体験談

「残念だった」体験談は、カメラの機能面に対する意見が多くみられました。ペットカメラを購入する際は、事前に機能をしっかり確認したほうがよさそうですね。

機能面に不便さを感じるケースが多いよう

  • 「猫の動きが早すぎてカメラが追えなかったり、動かないと切れてしまったりする」

  • 「カメラの届く範囲になかなかいてくれない」

  • 「日中にモーションセンサーが反応するように設定しているが、曜日の設定ができないため、休日自分が動くと通知が頻繁に来る」

  • 「録画時間の設定があるので、今からというところで録画が切れていることがある」

【獣医師解説】ペットカメラを活用するときのポイント

ラガマフィンのリクくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ここからは、ペットカメラの上手な活用方法について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきます。

――愛猫の見守りにペットカメラを利用する際のポイントを教えてください。

岡本先生:
「近くに温度計を置いておけば、室温を確認することができます。いたずらをした場合は、どのようにいたずらをしたのかあとから様子を確認できますし、いつもと様子が違う場合も、外出先から様子を確認できます。また、家の防犯対策にも役立ちますよ」
上手に使えば、とても頼もしい見守りツールになるペットカメラ。興味があるかたは、チェックしてみるとよいかもしれませんね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/寺井さとこ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年3月時点の情報です。
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