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帰宅した飼い主を「ドアの前で待機」する2匹の猫 いつも待ってない猫が待っているのはなぜか

こんなお出迎えをされたら嬉しすぎる!
飼い主さんを出迎える、ミミさんとたぶくん
@mimitabudiary
今回紹介するのは、Instagramユーザー@mimitabudiaryさんのエピソード。とある日、帰宅した飼い主さんが部屋のドアを開けると、愛猫・ミミさん(取材当時2才)とたぶくん(取材当時1才)がお出迎えをしてくれたのだとか。

ドアの隙間から顔を出し、飼い主さんのことを確認する2匹。きっと、飼い主さんに早く会いたくてドアのそばで待っていたのでしょう。
飼い主さんを出迎える、ミミさんとたぶくん
「おかえり〜!」
@mimitabudiary
2匹の健気な姿には、Instagramユーザーから「お出迎え渋滞可愛すぎます たまらん」「ふたりとも来てくれるの可愛すぎる…!!!」「2人してドアが開くのをめっちゃ待ってくれてる 早く帰りたくなるね」などと、反響のコメントが寄せられています。
胸キュンなお出迎えを見せてくれたミミさんとたぶくんについて、飼い主さんに詳しくお話を聞いてみることに。

2匹そろってのお出迎えは、珍しかった!

まったりするミミさん、たぶくん
(写真左から)ミミさん、たぶくん
@mimitabudiary
先ほどの動画は、いつもより少し長めの留守番をしたときのお出迎えの様子だったそう。

普段のお出迎えはというと、ミミさんは比較的駆けつけてくれるそうですが、たぶくんはキャットタワーの上から見つめる“省エネタイプ”のお出迎えが多いとのこと。そのため、あのように2匹そろってのお出迎えは珍しかったといいます。

可愛くお出迎えをしてくれた2匹の姿を見て、飼い主さんはどのようなことを思ったのでしょうか。
飼い主さん:
『2匹ともドアの前で待機するほど寂しかったのかな』と想像して、ちょっと申し訳ない気持ちになりつつも、しっぽをピーンとして嬉しそうに2匹で出迎えてくれた状況に、デレデレしてしまいました。

ミミさんは『遅かったね、寂しかったよ』という気持ちだったかもしれませんが、たぶくんは食いしん坊なので『ごはんの時間だよー、お腹空いたよー』といった気持ちで駆けつけたのかなと思います(笑)」
眠るミミさん、たぶくん
@mimitabudiary
また、フォロワーさんなどからさまざまなコメントが寄せられたことについては、「共感してもらえて嬉しい」と話します。
飼い主さん:
「ドアが開くのを今か今かと2匹で待ってる姿を想像して、キュンとしてくれた方が多かったようでとても嬉しかったです。

フォロワーさんも猫ちゃんが大好きな方や、猫ちゃんと暮らしている方が多いので、帰宅時の2匹そろっての歓迎ぶりに共感してもらえたのかと思います」

【獣医師解説】飼い主さんが帰ってくるのをドアの前で待機する猫の心理

おやつを食べるミミさん、たぶくん
必死な顔が可愛い♪
@mimitabudiary
ミミさんとたぶくんは、飼い主さんを待つように2匹そろってドアの前で待機していたようです。猫のこの行動から、どのような心理が読み取れるのでしょうか。

ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
岡本先生:
「まず、紹介したミミさんは一刻も早く『かまってほしい』『飼い主さんに会って安心したい』『遊んでほしい』『ごはんやおやつがほしい』という要求から、ドアの前で待機していた可能性が考えられます。

もう1匹のたぶくんは、普段は『キャットタワーの上から見つめる“省エネタイプ”のお出迎えが多い』とのことでしたが、あの日は一刻も早く伝えたい飼い主さんに対する要求があったのかもしれません。もしくは、2匹で一緒に行動したい気分だった、ということも考えられます。

飼い主さんのことを出迎える猫もいれば、そうでない猫もいるかと思います。 飼い主さんのことを出迎える猫は何かを要求したい気持ちの強いコに多く、出迎えない猫はマイペースなコに多いでしょう」
写真提供・取材協力/Instagram(@mimitabudiaryさん)
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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