猫と暮らす
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【調査】天気が良い日と悪い日で、猫の行動は違う? 変化が見られたときにしてあげたいケアを獣医師が解説
【調査】天気が悪い日に、愛猫はいつもとは違った行動をとることがある?
すると、今回の調査では飼い主さんの約4割が「ある」と回答する結果になりました。
【体験談】天気が良い日と悪い日で、愛猫の行動にどのような違いが見られた?
晴れていて天気が良い日と、曇り、雨、雷が鳴っているなどの天気が悪い日で見られる愛猫の様子の違いについて、飼い主さんたちから当時の具体的なエピソードを聞きました。
- 「天気が悪いと寝てばかりいる。押し入れにこもりがち。天気が良く、太陽光が差していると、その場所を探して寝ることが多い」
- 「天気が良い日は元気に走り回る日が多いが、悪い日はおとなしめで押し入れで寝てることが多い」
- 「天気が良い日はニャルソックと遊びが多く、活発。天気が悪いと、寝てる時間が多くなる。雪の日は窓につく雪を狙ってジャンプすることがある」
- 「良い日より、悪い日のほうが抱っこをせがむような気がします」
- 「外を眺める時間が短くなります。しばらく窓に降りかかる雨を見ていますが、あまり変化がなくて飽きるのか、すぐにやめてしまいます」
- 「窓から外を眺めるのが好きなのですが、雨だと鳥も来ないのでつまらなそうにしています」
- 「大雨や雷の日は不安なのか、いつもはくっつかない主人のそばにいます。主人はこんなときだけかと笑いながらも嬉しいようです」
- 「曇りや雨の日は、ひたすらダラダラ寝ています。『遊ぼう』が少ないです。人間も気象病があってだるいように、猫さんもだるいのでしょうか?」
- 「天気が良い日は朝早くから活発に動きますが、雨の日などは動きが緩慢な気がします」
- 「雨の日はとにかく一日中よく寝てる。天気の良い日はお昼寝もするけど、起きて遊んでる」
- 「ゴハンを食べる量が減り、元気もいつもよりない気がします」
- 「湿度の高いときは、ゴハンの進みが遅いです。カリカリが湿気ってくるせいでしょうか?」
- 「食欲が落ちる。寝ている時間が長い。朝もいつもの時間に起きない」
- 「寝ていることが多い。それから、食欲が落ちる。1日3食なのが2食になる」
- 「気持ち悪そうで食欲が落ちる。そういう日は決まって、高いところに行って長く寝ている」
【獣医師解説】天気が良い日、悪い日で見られる猫の行動の変化
ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「気温や湿度、気圧の影響で、猫の体調や行動に変化が見られることがあります。具体的には、下記のような変化などがあるでしょう。
・寒い日は暖かい場所にこもる
・気圧の変化による体の不調
天気が悪い日に愛猫の行動や体調などの変化を感じたときは、室内の環境を整えられるようでしたら調節してあげるとよいかと思います。室内の状況に応じて除湿をしたり、暖かグッズやひんやりグッズを使用するなどもよいでしょう」
ねこのきもちWEB MAGAZINE『天気が悪い日の愛猫の様子に関するアンケート』
※アンケートは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年6月時点の情報です。
取材・文/雨宮カイ
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