箱を見つけると入りたくなるのは猫の心理でしょうか?
ダンボール箱の中で目をつぶる金四郎くん
@ms_burube
X(旧Twitter)ユーザーの
@ms_burubeさんは2匹の愛猫、おたまちゃん(取材当時12才)と金四郎くん(取材当時10才)の飼い主さん。ある日、箱に入る金四郎くんに対する諦めに似た嘆きを投稿すると、
「あるあるですね」と猫飼いさんたちの共感を呼びました。
「捨てられない箱が増えてしまった」
ダンボール箱の中でくつろぐ金四郎くん
@ms_burube
飼い主さんがつぶやいた嘆きとは、「猫が飽きるまで捨てられない箱が増えてしまった……」というもの。おたまちゃんと金四郎くんのお気に入りのダンボール箱が自宅に増えてきているのですが、飼い主さんが「このダンボール箱は大きいから、猫は好きじゃないかな?」と思っていた箱にまで、金四郎くんが入ってくつろいでいたそうです。
もう少し小さな箱を気に入ってくれればいいのに!
ダンボール箱に乗る金四郎くん
@ms_burube
箱の中でくつろぐ金四郎くんの姿を見たときは、「この箱も、また1ヶ月は捨てられないのか……。邪魔だなぁ」と思ってしまったのだとか。家にあるほかの箱と比べて特に大きなサイズの箱だっただけに、その存在感は大きかったのでしょう(笑)
飽きるまでは仕方ない
ダンボール箱に入るおたまちゃん
@ms_burube
誰もが容易に想像できる家が片付かない悩みですが、SNSや周囲の反応は「おたまちゃんと金四郎くんが飽きるまでは仕方ない」という意見が多かったそうです。おたまちゃんと金四郎くんが喜んでくれるなら、それが一番ですよね。
【獣医師解説】猫はどうして箱に入りたがるの?
猫タワーに乗るおたまちゃん(写真左)と金四郎くん(写真右)
@ms_burube
猫が箱に入りたがる理由を、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に教えていただきました。
――猫はどうして箱に入りたがるのでしょうか?
山口先生:
「本能的に隠れられる場所を好むからでしょう」
――ほかにも、使い古したスリッパが2匹のお気に入りだそうです。こうした愛猫のお気に入りアイテムは、処分せず飽きるまで取っておいたほうがよいのでしょうか?
山口先生:
「衛生的に問題なく、誤食の心配もない場合は飽きるまで取っておいてあげてはいかがでしょうか。もし処分する際は、事前に別のお気に入りを探してあげることをおすすめします」
ダンボール箱の中でくつろぐおたまちゃん&金四郎くんの様子に癒やされました。またお気に入りの箱が見つかるとよいですね♪
写真提供・取材協力/
@ms_burubeさん/X(旧Twitter)
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/柏田ゆき
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。