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体勢は?切るタイミングは? 猫の爪の正しい切り方を専門家が教えます

「愛猫がなかなか爪を切らせてくれない……」と悩んでいませんか?「爪切り=嫌なこと」というイメージを払拭するためには、正しい爪の切り方を知っておくことが大切です。

そこで、 愛玩動物看護師の小野寺温先生に、猫の爪切りのポイントを教えていただきました。

背面から抱っこする

爪を切ってもらうボドゥくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
まだ爪切りに慣れていない猫の場合、爪切りを持った飼い主さんから前から近づくだけでも警戒してしまいます。対面で切ると足を引っ張る体勢になって危険なので、背面から抱っこした状態がベストです。ひざの上に抱っこした状態で足を軽く持ち、爪のつけ根を押し出すようにして切りましょう。

猫用の爪切りを使う

爪を切ってもらう大福くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
人用の爪切りよりも、猫用の爪切りを使ったほうがスムーズに切れるでしょう。爪切りを終えたらおやつを与えるなどして、いい印象を与えることも忘れずに。

落ち着いた時間帯に行う

爪を切ってもらうもみじちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
爪切りに慣れていないときは、お手入れをするタイミングも大切です。空腹時や遊び足りていないなど、猫がストレスを感じているときは避け、食事や遊びのあとなどに切ってあげるといいでしょう。

爪の伸びが早い前足はケガを防ぐためにも2週間おきに、後ろ足は月に1回を目安に、数本ずつに分けて切ってください。

血管が通っていない位置で切る

足を舐めるななふくちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
爪の付け根付近には血管が通っているので、根本から切るのはNGです。猫の爪をよく観察してみると、赤く透けて見える部分があります。決して深爪はせず、先の尖っている部分だけにとどめましょう。
猫の爪切りは、体勢やタイミング、切る位置などさまざまなことに気をつける必要があります。終わったあとはごほうびを与えるなどして爪切りにポジティブなイメージを与え、少しずつ慣れさせてあげましょう。
お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学講師 愛玩動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2025年7月号『「やっちゃいけない」を見逃さないで! 目指せ全問正解 猫のお世話の間違い探し』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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