猫と暮らす
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イライラからの猫パンチ! 猫も八つ当たりするのか、獣医師に聞いた
今回はその内容をご紹介するとともに、猫の八つ当たりやその対処方法について、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生にお聞きしました。
愛猫に八つ当たりされたことはある?
どんな状況で八つ当たりされた?
- 「棚の上で寝ていた猫が、寝返りを打った途端に落下。『大丈夫か?』と声をかけたらパンチされました」
- 「夫にかまわれるとイライラするようで 私のもとに走ってきて噛みつきます。八つ当たり噛みです」
- 「猫同士で喧嘩したあと、私の腕を噛んだことがあります」
- 「爪が引っかかっていたのを外してあげたのに、そのあとシャーと言われた」
- 「花火が怖かったのか、終わったあとに何やらニャゴニャゴと怒鳴られた」
- 「下のコにちょっかい出されてイライラした上のコが、私の手を甘噛みすることがあります」
- 「棚に飛び乗ろうとして失敗したあと、私の足で爪とぎをした」
- 「叱ったあと、仕返しで後ろからジャンピングアタックされることがある」
- 「ブラッシングなど嫌なことをされたあと、同居の犬に八つ当たりをする(笑)」
- 「おやつがなかなか出てこないと文句を言って、ドアを叩いて八つ当たりをしていた」
【獣医師解説】猫も八つ当たりすることってあるの?
――猫は、怒りや不快感を人や物にぶつけることはあるのでしょうか?
原先生:
「直接人や物にぶつけることはあまりないと考えられます。ただし、シャーッと威嚇したり、耳を後ろに倒したりすることで、不快な気持ちを伝える場面はよく目にしますね」
――猫がイライラしている様子のとき、どのように対処してあげるのがよいですか?
原先生:
「そっとしておいてあげることが大切です。無理にかまおうとせず、猫自身が落ち着くまで静かに見守りましょう。イライラの原因がわかるのであれば、その原因を取り除いてあげることも有効です」
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年9月時点の情報です。
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