猫と暮らす
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家族になったばかりの元保護猫を連れて帰省! 無防備に眠る姿からわかる心理を獣医師が解説
飼い主さん:
「実家のリビングは、かなり日当たりがいいです。このソファの上は先住猫・しゃろが大好きなポジションなのですが、むぎにとっても心地がいい場所だったようです」
感慨深いあおむけ寝になった
そんな事情もあってか、飼い主さんにとってあおむけに眠るむぎちゃんの姿は、ただ「かわいい」だけではなく、しみじみと感じる特別な思いがあったのだといいます。
「見た瞬間は『ぬいぐるみみたい!』と思いましたが、それと同時に、むぎは過酷な状況のなかで保健所に保護された経緯があるので、『うちに来て、ようやく安心して眠れているのかな』という思いが込み上げてジーンとした気持ちになりました」
【獣医師取材】実家へ帰省中にへそ天で眠る猫の心理を聞いてみた
――飼い主さんは「安心しているのかな?」と感じたそうですが、実際のところはどうなのでしょうか。おなかを上にして眠る猫の心理を教えてください。
岡本先生:
「とても無防備な状態なので、安心してぐっすり寝ている様子が伝わってきます。あとは、溝にハマっているので、ちょうどフィットして寝心地がよかった可能性も考えられるでしょう」
――実家へ帰省中におへそを上に向けて寝る行動は、どのような場合に見られやすいですか。
岡本先生:
「『実家の環境や人に慣れている』『居心地がよく感じている』『実家のほうが暑い』などの場合に、おへそを上にして眠る行動が見られるでしょう」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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