猫と暮らす
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撫でられるのが好きな猫の割合は?猫が喜ぶ部位も獣医師に聞いた
今回は、ねこのきもちWEB MAGAZINEで「愛猫は撫でられるのが好きですか?」というアンケートを実施。いつから撫でられるのが好きなのか、どこを撫でると喜ぶのかを教えていただきました。あわせて、猫が撫でてほしいときのサインをねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生にお聞きしました。
愛猫は撫でられるのが好き?
はじめから撫でられるのが好きだった?どこを撫でると喜ぶ?
- 「飼い始めた頃から撫でられるのは好きでした。しっぽの付け根や頭、あご全体が好きです」
- 「保護猫カフェから迎えた頃は、我が家に来た猫はすべて“触れない猫”でしたが、いつの間にかみんなデレデレの甘えん坊になりました。どこを触っても怒りませんし、どこでも好きみたいです」
- 「はじめは撫でた手を避ける様子がありました。徐々に撫でられることに喜びを感じるようになり、今では催促するまでになりました」
- 「うちのコになってすぐの頃はちょっと体を硬くすることもありましたが、すぐにゴロンとしてヘソ天で撫でられるようになりました。頭と背中とあごとお尻ぽんぽんが好きです」
- 「うちに来たときから顔を撫でられるのが好き。特に眉間と鼻のまわりが好きなようです」
- 「小さい頃はそれほど好きではありませんでしたが、高齢になって好きになった様子。あごのあたりや頭、肉球の間が気持ちよさそうです」
- 「お迎えして1年ほど経った頃から、撫でないと鳴き続けるコに成長しました。一番好きなのは耳の後ろです」
- 「最初の半年は手袋無しで触れませんでした。今は頭やあごの下を撫でると嬉しいようです」
- 「飼い始めの頃は緊張していたのか、すぐ逃げ出していました。今は首の後ろから背中を撫でられるのが好きな様子です」
- 「子猫のときから撫でられるのが好きで、あごの下をはじめとする顔まわりや、耳たぶをナデナデすると気持ちよさそうにグテッとくつろいでいます」
【獣医師解説】撫でてほしいときのサインって?
――一般的に、猫が撫でられて喜ぶ部位はどこですか?
原先生:
「あごの下や首まわり、おでこ、しっぽの付け根などです。猫が自分でグルーミングしにくい場所や、マーキングに使う臭腺がある場所が多いと考えられます」
――猫の「撫でて」サインにはどのようなものがありますか?
原先生:
「よく見られるのは、飼い主さんに体をスリスリとこすりつけてくる行動です。このほか、甘えた声で鳴く、座っている飼い主さんの側でじっと見つめる、頭を軽く押し付けてくるといったしぐさも、撫でてほしい気持ちの表れかもしれません」
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年10月時点の情報です。
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