猫と暮らす
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目的なく歩き回る、昼夜逆転は要注意!? 「認知症」かもしれない猫に見られるサイン|獣医師解説
この記事では、認知症の可能性がある猫に見られるサインや、認知症になったときの対応について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
猫が認知症になったときに見られる変化
・目的なく歩き回る(徘徊)
・トイレ以外で排泄してしまう
・昼夜逆転
・理由なく大きな声で過剰に鳴く
また、猫の性格の変化や、飼い主さんへの反応が変わるといった様子もサインのひとつです。
猫が認知症を発症しやすい年齢と特徴
愛猫の様子が「認知症かも?」と思えたときの対応
認知症のように見える症状でも、別の病気との鑑別が必要になりますので、早めの受診をおすすめいたします。
猫が認知症と診断された際の治療とケア
たとえば、
・階段や段差からの転落防止のために柵を設置する
・くつろげる場所を増やす
・トイレにスロープをつけて出入りしやすくする
といった工夫が有効です。
また、食事は高齢猫向けのフードに変更したり、サプリメントの導入を検討することもあります。かかりつけ獣医師に相談をしてみてください。
認知症の猫との向き合い方
愛猫に気になる症状が見られたら早めに動物病院を受診し、今後のケアについてかかりつけ獣医師と相談しながら、愛猫に合った暮らし方を整えていくとよいでしょう。
取材・文/柴田おまめ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
※記事の内容は2025年12月時点の情報です。
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