猫と暮らす
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「梅干し」のような寝顔が尊い子猫、メスだと言われるも実はオス!? 子猫の性別の見分け方を獣医師に聞いた
まめ吉くんと対面した飼い主さんが、まめ吉くんの頭をナデナデしていると…
寝ちゃった!
たしかに、見れば見るほど「梅干し」のように見えてくる…(笑)
まめ吉くんと出会ったときの飼い主さんの心境は?
「先住猫の茶々丸は初めて会ったときの体重が800gくらいだったのですが、まめ吉は初めて会ったときにはまだ300gほどしかありませんでした。なので、手に乗せるのもドキドキで、あまりの小ささにびっくりしたことを覚えています」
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、まめ吉くんをお迎えしたばかりの頃と、およそ1年が経過した最近の様子について、飼い主さんに2回に分けて(2022年6月/2023年5月に取材)お話を聞きました。
怖いもの知らずなやんちゃボーイ
ブリーダーさんからは「おっとりさんになりそう」と聞いていたそうですが、飼い主さんは「今のところおっとりな部分がまったく思い当たらないほど、やんちゃなコに成長している」と話します。
「まめ吉は先住猫の茶々丸にも負けずに飛びついていくほど、怖いもの知らずなやんちゃボーイです。まめ吉のおかげで、毎日笑いが絶えませんね!(笑)」
お迎えしたあとに、驚きの事実が!
「もともと2匹目をお迎えするなら男のコがいいなと思っていて、『まめ吉』という名前をつける予定でした。でも、子猫を見学した日とお迎えするときに、ブリーダーさんからお迎えするコについて『女のコ』と聞いていたので、女のコならと急遽『すもも』と名づけたんです」
「でも、すももと呼んで1カ月が経過した頃、ワクチンを打ちに動物病院へ行ったら、獣医さんから『男のコです』と言われて(笑)
女のコと思って育てていたので、『まさかそんなことがあるとは…!』ととても驚きましたが、もともと男のコをお迎えしたかったこともあり、今はとても喜んでいます!」
【その後に迫る!】1才になったまめ吉くん どのようなコに成長した?
茶々丸くんが使うおもちゃで遊びたがったり、茶々丸くんのお気に入りの“くつろぎ場所”を使いたがったりするといい、飼い主さんは「The 弟だな」と感じているのだとか。
「まめ吉はよく小さなイタズラをします。それをお兄ちゃんの茶々丸が見つけると、いつも駆け寄って行き、飼い主の代わりにまめ吉のことを注意してくれたりします。
ふたりはくっついて寝たりすることはあまりありませんが、毎日追いかけっこをしたりじゃれ合ったりと、なんだかんだ仲良しなようで、見ていてほっこりします」
【獣医師解説】子猫のオスメスの見分けは難しい?
「猫は犬と違って外陰部が確認しにくいので、生まれてまもなくの猫の性別の判別は獣医師でも難しい場合が多いです。
3週齢以上経つと判別しやすくなるのですが、見分けるポイントは陰部の位置です。メスは陰部と肛門の間が短く、オスはその逆で陰部と肛門の間が長いのが特徴です。オスの間隔が長いのは、睾丸が成長につれて出てくるためです。4週齢を過ぎてくると陰茎が確認しやすくなったり、精巣が下降し始めるので、さらにわかりやすくなるかと思います。
オスとメスでは将来的なケアも違ってくるので、いずれかのタイミングで性別は確認しておきましょう。動物病院で見てもらうのもよいかと思います」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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