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冬の猫のひなたぼっこ 寒さが気になるけどカーテンは開けておくべき? 

寒い時期は、冷気が入るからと日中カーテンを閉め切っているご家庭も多いですよね。しかし、猫を飼育しているご家庭の場合は、カーテンを開けておくメリットがたくさんあることをご存じですか?

そこで今回は、冬場のカーテンは開けておくべきなのかどうか、室内環境はどのように整えてあげたらいいかなどを、アニマル・ケアサロンFLORA院長の中桐由貴先生に伺いました。

寒い日のカーテンは「開けておく」が吉!

Mix(キジトラ)のヒナちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
日の光が差し込み、防犯上カーテンを開けていても安全な窓がある場合は、カーテンを全開にしておくのがおすすめ。寒い冬でも、窓から日差しを最大限に取り込めば部屋がポカポカと暖かくなるためです。また、猫は外を見ることや日向ぼっこが本能的に好きなので、脱走対策を万全にしたうえでカーテンを開けておいてあげましょう。

なお、厚手のカーテンを閉めておくと冷気の遮断はできますが、日光を取り込むことができません。厚手のカーテンを開けて薄手のカーテンを閉めておいても、冷気の遮断ができず日光も最大限に取り込めないため、中途半端になってしまいます。

猫を飼育している場合、可能であればカーテンは全開にしておくほうが猫にとってメリットが多いと考えていいでしょう。

日向ぼっこができる部屋の居場所づくり

マンチカンの零くん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
日向ぼっこができる部屋なら、キャットタワーなどを設置して、高さのある場所に居場所を作ってあげましょう。猫が外の景色を眺められるので、きっと喜んでくれるはずです。日向ぼっこが満喫できるように、ぬくぬくとくつろげる素材のベッドやクッションなどを置いてあげるのもいいですね。

日が差していて暖かくても、やはり床付近は冷気で冷えやすくなります。毛布や段ボールを床に敷くだけでも冷えが和らぎますよ。

猫ベッドも用意してあげよう

アメリカンショートヘアのだいきちくん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫がふだん過ごす部屋には、猫用のベッドを置いてあげましょう。「冬は暖かい素材のベッドを」と考える飼い主さんも多いと思いますが、それだけでは不十分。猫は温度に敏感なので、部屋が暖まり過ぎた場合は涼しい場所を求めます。そんなときに、暖かい素材のベッドだけでなく、涼しい素材のベッドがあるとサッと移動できるので、両方用意しておくのがベストです。

冬用のベッドをわざわざ購入しなくても、キャリーケースにブランケットをかけて冬用ハウスにしたり、飼い主さんが着なくなったセーターをクッションにかぶせて猫ベッドにリメイクしたりしてもいいですね。
寒い冬の太陽光は、とても貴重です。晴れた日は存分に部屋に取り入れて、愛猫がポカポカと日向ぼっこできるよう工夫してあげましょう。
お話を伺った先生/中桐由貴先生(アニマル・ケアサロンFLORA院長 日本ペットマッサージ協会理事)
参考/「ねこのきもち」2019年12月号『その冬じたく、本当に愛猫はときめいてる? 猫の寒さ対策クイズ』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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