猫と暮らす
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ひとり暮らしでも猫を飼いたいと思ったら 猫を迎える前に準備することは
ひとり暮らしで猫を飼うことを決める前に
山口先生:
「猫を飼ったあとのことを想像して、自分が猫の生涯をしっかり見守れる状態であるかどうかをまずはしっかり考えましょう。どうしてもお世話ができなくなったときに頼れる人やサービスを見つけておくのはもちろんのこと、自分が不在の間も猫が安心して幸せに生活できる環境を提供できるかについても、事前に十分考慮しておくことが大切でしょう」
猫を迎える前に準備しておくべきこと
山口先生:
「猫を飼うのに必須な物資を整えましょう。飼育頭数+1台以上のトイレ、フードやお水を入れるお皿、キャットタワー、ベッド、ゲージなど、猫が生活するうえで必要不可欠なものから揃えていってください。また、爪とぎやおもちゃなどの猫の捕食欲求を満たすものも、準備してあげてくださいね」
猫を留守番させるときは快適に過ごせる環境を整えよう
飼い主さんが外出する前に準備するべきこと
山口先生:
「猫が留守番中快適に過ごせるように、清潔な水を数か所に用意することと、猫のトイレをきれいにしておくことは必ず行うようにしましょう。また、誤食や逃走などを防止するための部屋の安全対策は必須です。留守番中はケージの中が安全ですから、日頃からケージに慣らしておくことや、高さがしっかりある3段ケージを準備してあげる、子猫の場合は子猫用のケージを選ぶようにするといいでしょう」
ひとり暮らしで猫を飼っている人が実際に気を付けていること
▼アンケート結果
・トイレをきちんと掃除しておく
・心地よく眠ることができるスペースを用意する
・ドライフードの量を増やして置いておく
・人の食べ物を猫が届くところに置かない
・脱走しないように鍵がかかっているか確認する
・見守りカメラを設置する
猫を長時間留守番させることはできる?
山口先生:
「猫の性格にもよりますが、1頭でも問題なく過ごせる子であれば、自動給餌器や給水器、システムトイレなどを利用するなどして1泊程度であれば可能かと思います。ただし、こういったグッズを使い慣れており、誤食癖や持病がない猫に限るので、愛猫の様子をよく伺ったうえで外出してください。また、2泊以上であればペットシッターやホテルの利用を考えたほうがいいでしょう」
取材・文/中島 萌乃
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
※2022年12月実施「いぬ・ねこのきもち」内アプリアンケート調査(回答者数54人)
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