猫と暮らす
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愛猫を病気から守るために知っておきたい「二次診療」 「セカンドオピニオン」との違いは
この記事では、二次診療に関する気になる疑問について、獣医師の金園晨一先生にお話を伺いました。
Q1. 二次診療を受けるには一次診療病院の紹介が必要?
二次診療は「より専門的な診療ができる動物病院の受診が必要」という、一次診療病院の判断に基づいて行われるものです。紹介の際には、猫の病状や一次診療での検査・治療内容も伝えられるため、二次診療では一から調べることなく、迅速に検査や治療が進められます。
Q2. 二次診療病院を選ぶことはできる?
何度か通院する場合は、地理的な利便性なども考慮して、総合的に判断することが大切です。また、一次診療病院が特定の動物病院を“一推し”する場合もあるので、その際はぜひ耳を傾けてみてください。
Q3. 二次診療病院の診察費は事前に教えてもらえる?
猫の症状などによっては、検査費や治療費が高額になることも考えられます。金銭面を含めた今後の治療の方向性などについても、よく相談するとよいでしょう。
Q4. 二次診療とセカンドオピニオンの違いとは?
セカンドオピニオンは、今受けている治療に疑問や不安を感じる場合に、ほかの動物病院に意見を仰ぐこと。その場合、紹介状は必要ありませんが、もしセカンドオピニオンを希望するならば、一次診療病院に相談してみるとよいでしょう。一次診療病院が、二次診療病院を含むほかの動物病院を紹介してくれるケースもあります。
参考/「ねこのきもち」2023年12月号『愛猫が万一のとき最善の医療を届けるために「二次診療」を知ろう』
文/長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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