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つらいことも乗り越えられた 「愛猫が力をくれた」飼い主の体験談

何か頑張らなければならなかったときなどに、「愛猫が力をくれたから乗り越えられた」という経験がある飼い主さんは多いのではないでしょうか。今回、「ねこのきもち」編集部では、ねこのきもち読者の方に「愛猫が力をくれた体験」についてお話を伺いました。

エピソード1:家族の会話が増えたうえに、資格や検定にまで挑戦するように

テーブルの上でなでられる猫
PrathanChorruangsak/gettyimages
「母が骨折して自宅療養を余儀なくされたとき、最初は癒しを求めて約10年ぶりに猫を2匹迎えました。いざ迎えてみると、家族の会話が大盛り上がり!今日はチョコが何をしたか、どこにアッシュがいたか、ウンチ・オシッコの確認など些細なことを共有し合っています。

さらに、私はもっと2匹の頼れる飼い主になりたいと猫に関する資格や検定の取得にも挑戦するようになったのです。一昨年には猫の生態にまつわる試験に受かり、今は猫の健康管理や、介護などに関する資格を勉強中です。ほかにも、猫の保護団体に寄付をするなど、自分なりに猫のためにできることを探して行っています。まさか自分がこんなに意欲的に行動できる一面があったなんて!今後も学んだ知識を活かして2匹を守っていけたらと思っています。」

千葉県 Y・Nさん/愛猫 アッシュくん(オス・6才/スコティッシュフォールド)、チョコちゃん(メス・6才/マンチカン)

エピソード2:娘の大学の受験期を支えたのは小さなモフモフの“応援団長”

机の上で眠る茶白猫
BongkarnThanyakij/gettyimages
「2年前、大学受験を控えていた娘は、毎日夜中の2時や3時まで勉強する日々でした。毎夜、勉強を終えてドアを開けると、どんなに遅い時間でも必ずここあが待っていてくれたそうです。けなげに待つ愛猫の姿に娘はほっこり。ここあを抱き、頭をなでたときには、そのやわらかさと温かさに『私は1人じゃないんだ』と、張りつめていた気持ちが緩んで泣いてしまったと後日聞きました。

ここあの“応援”のおかげもあり、娘は無事に合格!今は大学生活を楽しんでいます。娘とここあは仲よし姉妹のようで、この経験からますますかけがえのない存在になったとのこと。ここあは相変わらずのんびりと過ごしていますが、これからもお互いを支え合ってくれたらと願うばかりです。」

石川県 S・Sさん/愛猫 ここあちゃん(メス・3才/スコティッシュフォールド)

エピソード3:倒れた自分の異変を知らせ、原動力にもなってくれた2匹

ひざの上でくつろぐ猫
rai/gettyimages
「3年ほど前、夜中の1時頃トイレに起きた際に廊下で倒れて意識を失いました。すずは異変を察したのか、寝室で眠る母を鳴いて起こし、私が倒れている場所へ誘導したそうなのです。もう1匹のマリンは鳴きながら顔をなめてそばにいてくれて……。2匹が力を尽くしてくれて、どれだけ救われたかわかりません。そのとき大動脈瘤破裂が起きていたのですが、AEDでなんとか蘇生。2週間ほど意識不明の状態が続いていましたが、どうにか意識を取り戻すことができました。

入院中には家族が送ってくれた愛猫の写真や動画を見て、2匹のためにも早く帰らなきゃ、という強い思いで治療を受けていました。大切な2匹が救ってくれた命。今後も頑張って生きなくてはと感じています。」

青森県 R・Tさん/愛猫 マリンちゃん(オス・6才)、すずちゃん(メス・3才)

エピソード4:初めて迎えた保護猫、夫婦で世話をする日々が新たな幸せに

気持ちよさそうになでられる子猫
suemack/gettyimages
「結婚して20年、お互いの趣味に励み、一緒にいるときはその話に花が咲くこともあったのですが……。コロナ禍が来て、出かけることもできなくなり、なんとなく夫婦の会話が途切れるように。

そんなとき、とある動物病院が保護猫の姉妹の新しい飼い主さんを募集しているのを知りました。いざ夢だった猫を飼うことが実現すると、毎日猫のことで頭がいっぱいに!さらに、姉妹猫の母猫も迎え、ますます猫中心の生活になっていきました。2人がかりで何時間もかけて動物病院へ連れて行ったときには、久しぶりの共同作業に会話が弾みました。今では猫のお世話は必ず一緒に行うようになり、夫婦の絆が強まったと感じます。今後も力を合わせて、3匹の暮らしを守っていこうねと話しています。」

兵庫県 T・Nさん/愛猫 はなちゃん、りんちゃん(ともにメス・1才)、ぐりちゃん(メス・3才)
ときに力を与えてくれ、ときに家族の仲を取り持ってくれる猫。心強い存在の愛猫を支えに、これからも素敵な生活を送ってくださいね。
参考/「ねこのきもち」2024年2月号『感謝を伝える8つのエピソード 救ってくれたのは、愛猫でした。』
文/宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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