猫と暮らす
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愛猫にとっての魔法の言葉とは? どんな言葉が猫に伝わりやすいかを獣医師が解説
また、猫の言葉の理解度や、おすすめのコミュニケーション方法などをねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に伺いました。
愛猫と飼い主さんの「魔法の言葉」はありますか?
どんな言葉が「魔法の言葉」になっているの?
・「ゴハンだよーと言うと、ゴハンのところに来ます」
・「ゴハン、と言うとキラキラした目で見ながら後をついてきます」
・「ゴハン、おやつは絶対。『ニャッ』と鳴いて、しっぽピーンでダッシュしてくる」
・「おやつ、ゴハン。『する?』と言うと『プクルルー』と鳴きながら走ってきます」
・「ゴハン。どこにいてもかけつけてくる」
食べ物の言葉に反応する猫が多いようです。ペースト状おやつの呼称は多くのコにとって「魔法の言葉」になっているよう。
・「かわいい、です。へそ天を見せてくれます」
・「『おいで』と言うとかわいい声でお返事して飛んできます」
・「『ブラッシングしよっかー!』と言うと、ちゃんと来て私にお尻を向けて座ります」
・「『仕事に行くよー』『寝るよー』と言うと定位置につきます」
魔法の言葉をコマンドとして使っている飼い主さんも。
【獣医師解説】愛猫に「魔法の言葉」を習得してもらうコツは?
原先生:
「音の聞こえ方で、ゴハンなのか自分が呼ばれているかくらいは認識できていると考えられます。女性の声のような柔らかい声が猫には認識しやすいといわれていますね」
――魔法の言葉のおすすめの練習方法を教えてください。
原先生:
「声による音の刺激とその音に関連する行動との間隔をあけずに行い、猫にとってそれがセットだと認識してもらうことが大切だと思います。例えば、ゴハンのある戸棚を開けると猫が騒ぎ出すことがありますが、これは扉を開く音とゴハンの関連性が認識されているからです」
取材・文/小泉美筆
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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