猫と暮らす
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ぱか~んと無防備な姿♡ 暑い日によく見られる猫の寝姿の理由とは|専門家解説
猫がぱか~んと寝る理由
猫は暑さを感じると、体を伸ばして放熱面積を広げ、熱を外に逃がして体温の上昇を防ぎます。一説では、お腹を出したり後ろ足を開いたりするのは、室温が23℃以上からとも。
また、“へそ天”ポーズはストレッチも兼ねており、猫によってはストレッチしたまま気持ちよくなり、そのまま寝落ちしてしまうこともあります。
猫がぺた~んと寝る理由
猫は快適な場所を見つけるのが得意で、暑いとフローリングの床などひんやりした感触の場所に移動します。
そしてお腹をくっ付ける理由は、猫のお腹まわりは面積が広く、毛もやわらかくて冷たさが全身に伝わりやすいから。さらに、前足と後ろ足を目いっぱい伸ばして、冷たさを感じられる部位を増やそうとする猫もいるでしょう。
猫がだら~んと寝る理由
高い場所は猫にとって木の上と同じ感覚で、本能的に安心できるため、リラックスできるようです。そのうえ、暑い日は放熱のために体を伸ばすので、寝床から体の一部がはみ出してしまうのかも。
このような不安定なポーズで熟睡できるのは、バランス感覚に優れた猫ならではといえるでしょう。
参考/「ねこのきもち」2021年8月号『ありがちポーズ、その意味は? 暑い日のねこの寝事』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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