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事前に知っておきたい。猫の嫌いなことベスト5!を発表。嫌いな理由とストレス軽減法とは?

第5位「特定の場所」

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猫ちゃんが嫌いなこと第5位は「特定の場所」です。キャリーケースや動物病院、車などが嫌いで、病院に連れていくのが一苦労という飼い主さんも多いでしょう。キャリーケースを見ただけでパニックになって逃げまわり、洗濯ネットを頭からかぶってキャリーケースに押し込まれ、病院の診察台でもガチガチといった猫ちゃんは、キャリーケースを普段から出しっぱなしにして、中でフードやおやつを与えてみましょう。

診察室でも獣医さんの許可のもと、そこでしか食べられないスペシャルなおやつを与える、獣医さんの手からあげてもらうなど工夫することで、病院が怖くない場所だと認識してくれるでしょう。

第4位「特定の部位を触られること」

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第4位は「特定の部位を触られること」。お腹、しっぽ、肉球、口周りなど、特定の部位を触られるのを嫌がる猫ちゃんもいます。特に猫にとってお腹は一番の急所であり、肉球やしっぽなど体の末端部分は神経が集中して敏感な場所。

しかし、健康管理においては全身触れるようになっていた方が良いため、気持ちの良い部分からなでて、少しずつ慣らしていくようにしましょう。もし急に触られるのを嫌がるようになったときは、その部位に病気やケガなどの異変が生じている可能性があります。早めに動物病院を受診しましょう。

第3位「特定の人」

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第3位は「特定の人」。子供や来客、特定の家族など、飼い主さん以外の人が来ると隠れて出てこない猫ちゃんもたくさんいます。基本的に猫ちゃんは怖がりなので、無理に人に会わせようとせず、隠れる場所を用意してあげたほうが良いでしょう。もし馴らしていきたい場合は、近づいたり声や手を出したりするのではなく、離れたところからおもちゃやおやつで誘い、徐々に距離を縮めていきましょう。

第2位「お手入れ」

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第2位は「お手入れ」。爪切りやブラッシング、歯磨きなどをやってあげようとしても、お手入れグッズを見ただけで逃げ出してしまったり、噛んだり引っかかれたりしてできないと頭を悩ませている飼い主さんも多いようです。

猫ちゃんを怖がらせないためには、寝ている間や寝起き時に手早く済ます、一度にいっぺんにやらずに爪切りなら1日に1~2本にして数日かける、お手入れの途中や後におやつを与えてお手入れと嬉しいことを関連付けるなど工夫してみましょう。

飼い主さんの「やるぞ!」という気迫が伝わると猫ちゃんが緊張してしまうので、なるべくリラックスした気持ちで行いましょう。しかしあまりにも嫌がる場合は、お手入れで猫ちゃんが痛い思いをしているのかもしれません。お手入れの方法やグッズを再確認してみましょう。

第1位「大きな音」

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猫ちゃんの嫌いなことランキング、第1位は「大きな音」!雷、花火、インターフォン、掃除機、ドライヤーなど、猫ちゃんが嫌いな音はたくさんあります。これは本能的に「得体の知れないもの」に危険を感じていたり、インターフォンは「来客」という嫌いなものとセットで覚えていたり、雷・花火などに対する飼い主さんのいつもと違った様子が怖かったりと、それぞれ理由が異なります。

対処法としては、工事や花火などがあらかじめ分かっている場合は、猫ちゃんを音の聞こえにくい部屋に入れておきましょう。また、飼い主さんが音に対してなるべく普段通りに振る舞うことも大切です。あまりにも極度に怖がる場合は、インターネットで効果音をダウンロードし、ごく小さい音から繰り返し聞かせながら、時間をかけて慣らしていくという手もあります。しかし、音に怖がるのは本能的には自然なことなので、怖がっている猫ちゃんはそっとしておくか、飼い主さんが慰めて気を紛らわしてあげるとよいでしょう。

番外編「特定の香り」

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番外編は「特定の香り」。メントールや湿布薬、柑橘類などの香りは、嗅覚の鋭い猫ちゃんにとっては強い刺激となります。猫と人とは成分物質の代謝が異なり、人には無害な物質でも猫ちゃんには有害な場合もあります。ニオイの強いものを猫ちゃんのそばで使用するのは控えましょう。
以上、猫ちゃんの嫌いなことをランキング形式でご紹介しました。大切なのは、嫌いなものは除外し、除外が無理なら慣れさせ、場合によっては楽しいことと置換してあげることです。段階を踏むことを意識して、猫ちゃんの嫌いなことを少しずつ減らしてあげられると良いですね。
出典/「ねこのきもち」2016年3月号『猫の嫌いなことTOP5』(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生)
文/chiroko
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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