猫と暮らす
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愛猫が長時間のお留守番、どんなことに気をつける?【暑い季節の愛猫のお世話・飼い方】
Q.早朝から起こしにくる愛猫。今日は長時間の留守番だし、無理してでも起きたほうがいい?
A.無理する必要はなし! ごはんの回数・量に工夫を。
また、前夜のごはんを数回に分けて与えるのもいいでしょう。同じ量でも小分けにすることで満足感が得られ、最後の食事時間が遅くなるので、猫ちゃんも朝、おなかがすきにくくなるでしょう。
でも、いつもはクールな愛猫が朝だけはゴロゴロスリスリと起こしてくれるのが至福…という飼い主さんも多いのでは? 無理のない範囲で、猫ちゃんの“早朝おねだり”にこたえてあげましょう。
Q.留守中のエアコン、愛猫のためにつけっぱなしにしたほうがいい?
A.暑い季節は、ひと部屋だけでもエアコンをつけておきましょう。
エアコンがついているとノドがかわくので、お水もたっぷりと用意を。飲みたいと思った時、愛猫がすぐ飲めるよう、室内のあちこちに水飲み場を用意しておくことも大事です。もし、猫ちゃんが器をひっくり返して水をこぼしても、水飲み場が複数あれば安心。
ただし、猫のために部屋の風通しをよくしようとして、網戸のままにして出かけるのはNGです。猫ちゃんは器用に網戸を開けたり、強引に網戸を破って脱走してしまうことも。出かける時は、窓が全部しまっていることを確認し、エアコンをスイッチオン!
Q.暑い季節のトイレの場所は、やっぱり涼しいほうがいい?
A.風通しの良い場所にトイレを移動するのは猫ちゃんもうれしいでしょう。
廊下といえば、部屋と部屋を結ぶ場所。部屋を移動する時に必ず通る場所ですから、猫ちゃんも排泄したくなったらすぐにできるため、ストレスがありません。
もし、猫ちゃんが気持ち良く排泄しているようなら、そのまま廊下にトイレを置いたままでもいいかもしれません。
ぜひ、参考にされてみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2017年8月号『キャット・ファースト24h』
監修/小野寺温先生(帝京大学助教、動物看護師)、薬師寺康子さん(ペットライフコンサルタント)
イラスト/来迎純子
文/ヤマモト トモミ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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