猫と暮らす
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1匹飼いの猫飼い主さんへ 「1対1のおつきあい」だから気を付けたいこと
「おひとり猫」だからこそ、気を付けたいこととは?
今回は、1匹飼いの猫と暮らす上で気を付けたいことをご紹介しますね。
おひとり猫の注意ポイント1:退屈ストレス&運動不足解消を
ストレスと運動不足解消に、1日1〜2回は遊びに誘って運動させましょう。キャットタワーやキャットウォーク、段差ができるように配置した家具で、猫ちゃんが「楽しい」と感じるような部屋作りもいいですね。
外出する時は、転がして遊ぶとフードが出てくるおもちゃや、隠したフードを見つけて遊ぶ仕掛けを用意するのもおすすめです。
おひとり猫の注意ポイント2:かまいすぎに気を付けて
逃げたり怒ったりして「イヤ」という気持ちを表せる猫ちゃんならいいのですが、中には大人しく我慢してストレスをためてしまう子も。耳をふせる、しっぽを力強くふるなどのイライラサインに気づいたら、抱っこやなでなでは控えましょう。
また、ついつい甘やかしておやつをあげすぎていませんか? おひとり猫ちゃんは飼い主さんとの距離が近いため、おねだりも積極的なせいか、肥満になりがち。いくらおねだりされても、1日に与えるフードやおやつの上限を決めておきましょう。
おひとり猫の注意ポイント3:依存し過ぎないほど良い距離感を
猫ちゃんが飼い主さんに依存し過ぎている様子なら、わざと別の部屋で過ごす、短時間外出するなどで、距離を置く練習をしましょう。その場合は、猫ちゃんが安心できるよう、飼い主さんのニオイのついた衣服などを置いておくといいですね。
「1対1だから距離が近くなり過ぎるのかも…」と、2匹目を考える飼い主さんもいるでしょうが、受け入れるタイミングも大切です。先住猫が子猫のうち、それも性別が違う猫ちゃんのほうが、スムーズに受け入れられるでしょう。
参考/「ねこのきもち」2015年7月号『“おひとり猫”マニュアル』
監修/加隈良枝先生(帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授)
イラスト/山村真世
文/ヤマモト トモミ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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