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飼い主さん必読!「血液検査ってなぜ必要?」

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元気に見えていても受けたい「血液検査」。なぜ必要?

愛猫と長く寄り添っていくために欠かせないのは日々の健康チェック。自宅でのチェック以外にも行いたいのは、動物病院での定期的な検診です。病気の早期発見にもつながる「血液検査」の大切さについて、王子ペットクリニック院長の重本 仁先生に聞いてみました。

「いつも元気に過ごしているから、うちの猫は健康!」と思っている飼い主さん、多いのではないでしょうか。病院での検査は、調子が悪くなってからではなく、元気なうちから定期的に行うのが大切、と語る重本先生。「警戒心の強い猫は弱みを見せない習慣が。症状が見られる頃には病気が進行している場合も」。健康を維持するための検査、と考えたいですね。

また、猫にストレスがかかるのではないかと心配の声も。けれど、血液検査の時間は短いため、猫が我慢できる程度なのだそう。「検査を受けずに病気の発見が遅れることのほうが問題」と先生。

ところで、いつ頃から血液検査を受け始めるといいのでしょう。猫の場合は7カ月から1年に一度、定期的に受診することが理想だといいます。「7才以上の猫の場合は、半年に一度のペースで受けるのがおすすめです」。

「すべての病気を発見できないし、ワクチン接種を定期的にしているから血液検査は不要では?」と思っている飼い主さんもいるようです。「ワクチン接種は特定の感染症予防のためのもの。それ以外に効果がないため、ほかの病気の早期発見のために血液検査は必要です。また、発見できない病気はあるものの、健康状態を把握できるため、かかりやすい病気の多くがわかります」。

怖がりの猫でも大丈夫? 血液検査の豆知識。

針は一般的に太ももの内側か首の静脈に刺し、採血をします。「愛猫が怖がりで……」という場合は、猫が暴れてしまわないように、血液検査の時に洗濯ネットやタオルでくるんで落ち着かせるケースも。太ももに刺す場合は、猫を仰向けにして、首の場合は抱きかかえて行うことが多いそう。心配な方は、受診前に猫の性格などを伝えておくと安心でしょう。

また、血液検査では猫のガンを調べるのは難しいのですが、一部のガンはカルシウムの数値が高くなることがあり、「血液化学検査」で発見できることもあります。そのほかにオプションで、血清学的検査によって猫エイズや猫白血病、ホルモン検査によって甲状腺機能亢進症、腎機能マーカーの検査を受けられる病院も。事前に確認をしましょう。

愛猫の血液型、調べておいたほうがいい?

猫の血液型は3種類あり、A、B、AB型。一般的にはA型の猫がほとんどですが、血液検査の際に猫の血液型も調べておくと、万が一輸血が必要なケガや大きな病気の際に役立ちます。確認していない飼い主さんは、血液検査のタイミグで依頼してみては?

弱みをなかなか見せない猫のためにも、積極的に飼い主さんが血液検査の機会を作ってあげることが大切ですね。愛猫との大切な時間を1日でも長く過ごすために、心がけてみてください。



参考/「ねこのきもち」2018年4月号『血液検査がわかる!』(監修:王子ペットクリニック院長 重本 仁先生)
文/阿部康子

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