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ニオイは元から断たなきゃダメ? ジメジメ暑い時期のトイレ周り清潔キープ術

クサいのはトイレ自体? 残った汚れがニオイの原因

高温多湿のジメジメ暑い時期は、愛猫のトイレのニオイが気になりますよね。このニオイ、排泄物からのニオイはもちろん、トイレにこびりついている汚れが原因かもしれません。トイレ容器に残った汚れに細菌が繁殖し、強いニオイを発しているのかもしれません。

猫ちゃんはトイレが汚れていると、排泄を我慢してしまったり、粗相をしてしまう場合もあります。いつもより増して、この時期はトイレ周りの清潔キープを心がけましょう。

トイレ容器をきれいにする3ステップ

ニオイを発するくらい、汚れがたまった猫ちゃんのトイレ。次の手順できれいさっぱり洗いましょう。

1.中性洗剤をつけたスポンジで洗う

トイレ砂を交換するタイミングで、トイレ容器を洗いましょう。塩素系漂白剤入りの水を容器いっぱいに入れ、5分ほど置いてよく洗い流します。その後、中性洗剤をつけたスポンジで磨きましょう。

2.洗剤をよく洗い流した後、水分を拭き取る

トイレ容器に洗剤が残らないよう、きれいに水で洗い流します。その度、ペーパータオルやふきんで水分を拭き取ります。

3.最後に天日干しで消毒殺菌

お天気が良ければ、洗い終わったトイレ容器を天日干ししましょう。日光により消毒殺菌され、染み付いたニオイの分解効果も期待できますよ。
あらかじめ2個以上トイレを用意して、かわるがわる洗うようにすれば、猫ちゃんはいつでもきれいなトイレを使えますね。

プラスαでいつもトイレをきれいキープ

トイレをこまめに洗うのはもちろん、トイレ周りの環境管理でも、清潔はキープできますよ。

●トイレ砂は十分に
トイレに排泄物がこびりつかないように、トイレ砂は常に十分にしておきましょう。トイレの底から5〜6cmの砂の量をキープできるよう、少なくなったかな? と感じたらつぎ足しましょう。

●湿度70%以下をキープ
室温25度では、湿度が70%を越えると、細菌やカビが繁殖しやすくなるといわれています。ニオイの元となる細菌の繁殖を防ぐために、エアコンや除湿器などを活用して、湿度70%以下をキープしましょう。

トイレを清潔にキープできれば、愛猫の健康を守ると同時に、飼い主さんもニオイに悩まされず、すっきり気持ち良く過ごせますよね。

それでなくても、湿気の多いこれからのシーズン。まずは、愛猫のトイレからサッパリさせて、不快感を吹き飛ばしましょう。

参考/「ねこのきもち」2018年6月号『猫もグッズもベタサラ革命』(監修:川上裕司先生(エフシージー総合研究所取締役暮らしの科学部部長、IPM研究室長、農学博士)、中桐由貴先生(アニマル・ケアサロンFLORA院長))
撮影/後藤さくら、石原さくら
文/ヤマモト トモミ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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