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愛猫を守るために知っておきたい!誤飲・誤食・中毒の原因と対策とは

布やビニール、玉ねぎ、チョコレートなど、猫が誤飲・誤食しやすいものの種類はさまざま。なかには、食べ物ではないものを好んで食べる猫もいます。今回は、猫の誤飲・誤食の発生原因や対策を解説。愛猫を誤飲・誤食から守るためには、どんなことに気を付ければよいのでしょうか。

猫が誤飲・誤食しやすいものとは

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誤食・中毒の発生件数が多いものは?

性別不明を含む全年齢の猫6万7882匹を対象に行った調査によると、猫の誤飲・誤食や中毒の発生件数のなかで、最も多いのは消化管内異物だとされています。このトラブルのほとんどが、猫がヒモや布、ビニールなどをおもちゃ代わりにして遊んでいるうちに誤飲してしまうことで起きています。
食べ物ではないものが消化管内に詰まってしまうと、場合によっては開腹手術で取り出す必要があることも。

誤食すると中毒症状を起こすものも

布やビニール以外にも猫が誤食してしまいがちなのが、玉ねぎやネギ、人の薬やチョコレートです。これらのものは、猫が口に入れると中毒症状を起こす恐れがあり大変危険です。消化管内異物も中毒も、時として猫の命に関わることがある恐ろしいものだということを忘れないようにしましょう。

誤飲・誤食を防ぐための環境づくりのポイント

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遊び終わったおもちゃやヒモ、布切れなどを放置しない

猫が誤飲しやすいおもちゃは遊んだあと出しっぱなしにするのではなく、猫が開けられない場所にきちんと片づけることが大切です。
また、ヒモや布切れ、輪ゴム、糸などはすぐにフタ付きのゴミ箱へ捨てるようにしてください。愛猫が毛布などを好んで舐める場合には、放置しないよう注意することも忘れずに。

薬やタバコは猫の届かない場所で保管する

洗剤類やタバコ、観葉植物、人の薬など、猫が誤食すると中毒症状を引き起こすおそれがあるものは、絶対に猫が届かない場所で保管し徹底した管理を行いましょう。猫が扉を開けるのであれば開けられないような工夫をしたり、ケースに収納したりするのも効果的です。

ゴミ箱や三角コーナーにも工夫を

猫にとって危険がいっぱいの生ごみは、食後すぐに片づけることを心がけましょう。ゴミ箱はフタ付きのものを使用し、三角コーナーには猫が近づけない工夫を行ってください。

万が一のことを考えて猫の目線で安全確認を!

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猫の誤飲・誤食に関しては、これまで大丈夫だったからといって、これからも大丈夫とは限りません。猫が興味をもちそうなもの、おもちゃにしそうなものは、万が一のことを考えて猫が届かない場所に保管するなど、猫の目線で安全確認を行うことが重要です。
特に布やビニールなどの食べ物ではないものを好んで口にする猫に対しては、万全の環境づくり、厳重な管理を行うようにしましょう。
参考/「ねこのきもち」2017年12月号『データで見る 愛猫を守るためにできることが見えてくる! イマドキ猫の健康事情』(監修:聖母坂どうぶつ病院獣医師 鵜飼佳実先生)
文/子狸ぼん
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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