猫飼いさんの家で起きた「微笑ましいハプニング」にクスッ!
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー
@nyanpou2さんが投稿していた、こちらの写真。そこには、飼い主さんが普段使っている枕の上でくつろぐ愛猫・むぎちゃん(撮影時3才)の姿が写っています。
枕のパッドの下に入り込み、“ドヤ顔”をしているむぎちゃん。あたたかく包まれる快適な場所を見つけてご機嫌な様子ですが、これでは飼い主さんが枕を使えない……(笑)
「これは私のものだ!」と言わんばかりに飼い主さんの枕を使っていた、むぎちゃん。飼い主さんはむぎちゃんの“強い意志”のようなものを感じて、自分用の新しい枕を買ったのだそう。
果たして、飼い主さんは安眠を取り戻すことができたのでしょうか。
「丸くおさまりました」
その後の「私の枕とむぎちゃんのお布団」と投稿された写真には、見事に解決した様子が写っていました。飼い主さんに話を聞くと、一連の出来事についてこのように話しています。
飼い主さん:
「私が枕を使えないという状況をXで紹介していたので、私用の新しい枕を買って『丸くおさまりました』という意味も兼ねて、今回写真をポストしました。
むぎちゃんは部屋が寒いときに『いい場所見つけたー』という感じで、ここがお気に入りの場所になったのではないかと思います」
平和に解決した枕争奪戦の様子には、Xユーザーから「仲良くおそろですね」「可愛い 解決ですね。」「一緒に眠れるなんて、最高の幸せだぁ」「しあわせのカタチ」「完全にむぎちゃんの巣になってるし これはもう絶対取り上げられないですよね」などのコメントが寄せられ、反響を呼んでいました。
今でも枕争奪戦は続いている(笑)
ちなみに、新しい枕を買って枕の奪い合いは解決したように見えましたが、このようなやりとりは今でも続いているそうです。
飼い主さん:
「妹分のももちゃんに私の枕が取られたり、このまえは兄貴分のコがむぎちゃんの枕を奪ったりと、我が家の枕取りゲームは今でも続いています(笑)」
保護猫だった5匹の愛猫と楽しく暮らしている飼い主さん。愛猫たちのおかげで家の中に笑いが生まれて“癒し”があふれているといい、「猫がいない生活は今はもう考えられません」と話しています。
飼い主さんの家では今日も、愛猫たちが枕取りゲームを繰り広げていたりと、楽しい光景が見られていることでしょうね!
【獣医師解説】飼い主さんの枕で寝たがる猫の心理
むぎちゃんは、飼い主さんの枕のパッドの下に入り込んで寝る様子を見せていました。この光景からは、どのようなことが読み取れるのでしょうか。
ねこのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生に聞きました。
原先生:
「枕には飼い主さんの匂いが強く残っているので、猫にとっては安心感を覚えやすいのだと思います。また、枕の柔らかさと猫にとってちょうど良い大きさであることから、寝床に最適なのかもしれません。
今回のむぎちゃんは飼い主さんの枕のパッドの下に入り込んでいましたが、飼い主さんの匂いに包まれることで『飼い主さんとの親密な関係』を感じ、安心したのでしょう。
ほかにも、『飼い主さんの注意を引きたい』という意図もあったかもしれないですね」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原 駿太朗先生)
写真提供・取材協力/
@nyanpou2さん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。