小さな段ボール箱に入ってぎゅうぎゅうに！　どんなサイズの箱でも入ろうとする猫の心理は？｜獣医師解説

小さなスペースが大好き！

小さな段ボール箱に体をすっぽりと収めるあおくん — 「まだまだ赤ちゃんサイズのつもり」

紹介するのは、Instagramユーザー@aoaobriさんの愛猫・あおくん（撮影当時3才／ブリティッシュショートヘア）。

飼い主さんが「まだまだ赤ちゃんサイズのつもり」と投稿した動画では、小さな段ボール箱に体をすっぽりと収めようとするあおくんの姿が映っていました。

撮影当時、段ボール箱を開ける飼い主さんのことをあおくんがずっと見てきたため、「入りたいんだろうな」と思い床に置いたところ、あおくんは「サイズはどうかな？」「居心地はどうかな？」といった様子で段ボール箱に入っていったといいます。

入れるものには入る主義

飼い主さんに話を聞くと、あおくんは箱などにぎゅうぎゅうに体を詰め込んで、窮屈そうにくつろぐのが好きなのだそうです。

撮影当時の様子について、飼い主さんは「思った通りだな〜。可愛いな〜と思いました（笑）」と話します。

飼い主さん：
「サイズや種類に限らず、入れるものにはとりあえず入ってみる主義みたいで、日頃から箱やらカバンやら洗面器やら、なんでも入ろうとします」

この投稿には、Instagramユーザーさんから「入れて…ますか？可愛いすぎます」「かわいい〜　うんうん！入れてるよ」「我が家の猫ちゃんも、大小お構いなく段ボールの箱が大好きです。なので、捨てられず3箱もあります」などのコメントが寄せられていました。

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【獣医師解説】どんなサイズの箱でも入ろうとする猫の心理は？

小さな箱にも強引に体をねじ込むあおくん — さすがにそれは入れてない自覚あるよね？

あおくんは、小さな段ボール箱に体をすっぽりと収めようとしていたそうです。どんなサイズの箱でも入ろうとするあおくんの行動からは、どのようなことが読み取れるのでしょうか。

ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。

白山先生：
「猫は自分の体が隠せるような場所にいると安心して落ち着けるため、狭くて自分の周りが四方囲まれているような場所を好む傾向があります。

そのような理由で、今回のあおくんも箱を見つけると思わず入ってみたくなるのでしょう。自分の体が少し収まりきっていないようでも、逆にそれが落ち着ける状態なのかもしれませんね」