猫と暮らす
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【調査】愛猫は自分の名前を覚えている? 呼ぶと来る・振り向く行動から見えてくること
今回は、ねこのきもち購読者限定コミュニティ『きもちテラス』※で実施したアンケート結果や飼い主さんの体験談をもとに、猫は名前をどのように認識している可能性があるのか、名前以外の言葉にも反応する理由はあるのかなどについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。
約7割の飼い主さんが「理解している」と回答
今回のアンケートでは、「理解している」「理解していると思う」を合わせると99%を占め、多くの飼い主さんが愛猫の反応から名前を認識していると感じていることがわかります。
一方で、名前への反応の仕方には個体差があるため、呼ぶと必ず来る、振り向くといった行動だけで判断できるものではありません。日頃のコミュニケーションや生活環境の中で、さまざまな学習をしている可能性も考えられます。
飼い主さんからはこんな声が寄せられました
・「昔の名前で呼んでもガン無視されます。そして我が家で付けた名前で呼ぶと態度が変わって飛んできます」
・「うちの上の子アンジュは『アンジュ』『アンちゃん』『ニャンニャン』『ねぇね』は自分の事だと思って反応します。下の子もいろいろな呼び名で反応します」
・「5歳の今は名前を認識して、姿が見えないところで名前を呼ぶと犬のように駆けつけてきてくれます」
・「むぎ、と呼ぶとこっちを向いて走ってきます。むーたん、むっちよりも本名の方がいいみたいです」
・「『トワ』『トワッティ』『トワッピー』どんな呼び方でも振り返ります。ただし『オヤツ』の言葉が一番反応が良くて、どこにいても走って来ます」
・「2匹の多頭飼いですが理解していますね。『ペンタ』『ペンちゃん』『おぺんぺん』、『チル』『チゥ』『チルちゃん』など、それぞれ理解しているようです」
・「『にゃん太郎』『にゃん太』『にゃんちゃん』どれで呼んでも振り向いたり近寄ってきたり、見えない所で呼ぶと走って来てくれます」
【獣医師解説】猫は自分の名前を認識している?
そのため、名前を呼ばれたあとに飼い主さんが近づいてくる、ごはんが出てくる、遊んでもらえるなどの経験を重ねることで、「この音は自分に向けられている」と認識する可能性があります。
また、反応の仕方には個体差があります。呼ぶと駆け寄る猫もいれば、耳だけ動かす猫や視線だけ向ける猫もいるでしょう。反応が控えめでも、聞き分けている可能性はあります。
ニックネームや「ごはん」に反応することも
猫は特定の音の並びや言葉と、うれしい経験を結び付けて覚えることがあります。そのため、飼い主さんがよく使う呼び名であれば、本名以外でも反応することがあるようです。
もし普段はよく反応していた愛猫が急に名前を呼んでも反応しなくなった場合には注意が必要です。加齢による聴力の変化や体調不良などが関係している場合もあります。食欲不振、元気がない、排泄の異常、鳴き方の変化などが見られる場合は、かかりつけの動物病院へ相談すると安心でしょう。
愛猫が自分の名前をどの程度理解しているかを正確に判断するのは難しいものですが、多くの飼い主さんが名前への反応から愛猫とのつながりを感じているようです。
名前を呼んで振り向いたり、近づいてきたりする姿はうれしいもの。愛猫の個性や反応の違いを楽しみながら、日頃のコミュニケーションを深めていきたいですね。
監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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