猫と暮らす
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知っているようで知らない! 猫が「スリスリ」する3つの理由
猫は縄張りを守ろうとして自分のニオイをつける習性があり、スリスリもこのマーキングの一種。
でも、単にニオイをつけたいだけではありません。スリスリには「3つの種類」があるのを知っていますか?
タイプ1:安心するためのスリスリ
自分の縄張りである部屋に知らないニオイがあるときに、よくする傾向があります。
よくするシーンは?
ほかにも、飼い主さんが帰宅したとき、宅配便がきたとき、来客があったときなどにも見られますね。
タイプ2:アピールするためのスリスリ
「スリスリしてみたらゴハンがもらえた」というような体験を覚えていて、スリスリすることで要求を通そうとしているのです。
よくするシーンは?
パソコンに夢中になっていたり、本を読んでいたりする飼い主さんの意識を自分に向けようとしているのですね。
そのほかにも、朝寝ているとき、ゴハンの用意をしているとき、なでるのをやめたときなどに見られることが多いでしょう。
ちなみに、スリスリの対象は人だけでなく、近くにあるものにすることも。たとえば、パソコンを見ているときに猫がパソコンの角にスリスリするのも、アピールの一環です。
タイプ3:仲間意識・親愛表現としてのスリスリ
スリスリしている時間が長いほど、友好的な関係が築けているといえますね。
よくするシーンは?
猫だけでなく、同居犬などほかの動物にも同じようにスリスリすることがあります。
(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈 良枝先生)
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/sorami
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