猫と暮らす
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愛猫の年齢別、カラダをきたえる遊び「猫プラクティス」をやってみよう!
飼い主さんや同居猫と一緒に遊びながら運動するのは、猫にとってストレス発散、健康キープというメリットがあります。
でも、ただ猫の望むままに遊んでいませんか? 実は、人間と同じように、猫も年齢に合った運動の仕方や運動量があります。
ここでは、年齢別に愛猫のための「カラダをきたえる猫プラクティス」をご紹介しましょう。
子猫〜7歳くらい:「ジャンプ遊び」で筋力アップ
じゃらしおもちゃを使って、次の手順で遊んでみましょう。
1.床でじゃらしおもちゃを動かし、愛猫を遊びに誘います。
2. 猫が飛びつこうとしたら、一気にじゃらしを上に引き上げて、ジャンプさせます。
3. 猫がじゃらしをつかまえたら、後ろ足だけで立つくらいの高さにキープ。
もし、じゃらしにあまり反応しない猫の場合、「ケリぐるみ」を与えてみましょう。後ろ足でケリぐるみをキックするだけでも、筋力アップ&キープになります。
5歳くらい〜シニア:「スライドキャップ」で運動不足解消
そこでおすすめなのが、猫のウォーキングをうながす「スライドキャップ」遊び。次の手順で試してみましょう。
1. ペットボトルのキャップを愛猫に見せて、興味をひきましょう。
2. そのキャップを床に置き、猫の視界からはずれない範囲で、遠くへ勢いよくすべらします。
3. キャップを猫がトコトコ小走りで追いかければ成功です。
もし、猫がキャップに興味を示さないようなら、キャップの中に数粒、フードを入れておくとモチベーションアップしますよ。
わが家が猫を迎え入れたとき、譲渡してくれた保護主さんからの注意事項として、「子猫で加減をしらないので、遊びすぎると興奮してヘトヘトになってしまうことがあります。ほどほどにお願いします」というのがありました。
猫は「もっと遊んで遊んで!」のねだってくるでしょうが、ライフステージに合わせて、遊び方や運動量を決めておくと、飼い主さんも愛猫も無理なく楽しめ、カラダきたえられますね。
参考/「ねこのきもち」2018年9月号『おうちジムのススメ』(監修/藤井仁美先生(獣医師、獣医行動診療科認定医。ペット行動カウンセラー。代官山動物病院と自由が丘動物医療センターに勤務)、薬師寺康子さん(ペットライフコンサルタント。「ねこままホテル」オーナー))
撮影/尾﨑たまき
撮影協力/猫カフェ「にゃんくる」蒲田店
文/ヤマモト トモミ
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