寒さ厳しい冬は、病気の猫が増えます。そんな冬に打ち勝つためには、住環境を整えてあげることが大切。
ということで、電気を使わないからお留守番時も安心な、猫の居場所のつくり方をご紹介します。
冬の部屋は「シェルター」「飲み水やトイレ環境」「湿度」がカギ
気温がぐっと下がる冬。寒さを乗り越えるために、温かい「シェルター」を用意するほか、寒さで行くのが億劫になりがちな「飲み水やトイレ環境」、そして、空気の「湿度」に配慮することが大切です。
以下のポイントを参考に、愛猫の住環境を見直してみてくださいね。
毛布や段ボール箱を使って、あったかシェルターを用意しよう
たとえば毛布を丸めてトンネルのようにしておいておけば、潜るのが大好きな猫は嬉しいはず。
また、段ボール箱は保温性があり、四方が囲まれいるので熱のこもりやすさが抜群。中に布を入れてもいいでしょう。
猫トイレや飲み水場への距離を短くして
猫が簡単に水を飲んだり、トイレへ行けるように、それぞれの個数を増やし、置き場所を工夫してみて。猫の居場所に近いところに設置してあげるといいですね。
濡れタオルで、部屋を加湿しよう
空気が乾燥すると、病気の原因ともなるウイルスや細菌が活発化します。ですからせめて猫のまわりだけでも加湿するために、猫がよくいる場所に濡れタオルを干すなどの工夫ができると○。
人も芯から冷える冬の寒さに、半砂漠地帯出身で寒さに弱い猫が耐えられるかは、飼い主さんの気配りにかかっています。無理のない範囲で、猫の「快適」に考慮した部屋づくりをしてあげられたらいいですね。
参考/「ねこのきもち」2019年1月号「冬こそ注意 猫カゼと尿石症」(ノヤ動物病院 野矢雅彦先生)
文/monika
撮影/tomo
※この記事で使用している一部画像は2019年1月号「冬こそ注意 猫カゼと尿石症」に掲載されているものです。
※一部写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。