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「猫のストレスはダメ、絶対!」猫の体内でどんな変化が?

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猫も人間以上にストレスフル?

人間と同じように、猫も苦手なものに遭遇するとストレスを感じます。

その対象は、掃除機など音の大きい家電製品や、動物病院での診察・投薬、爪切りやシャンプーなどのお手入れ、来客などなど、人よりも苦手なものは多いかもしれません。

猫がストレスを感じると、瞳孔が開いたり、毛を逆立てるといった体の変化が見られます。では、その体内では、どんな変化が起こっているのでしょうか?

万病の元ともいわれるストレスが、猫の体にどんな影響を及ぼすのか、 聖母坂どうぶつ病院獣医師・鵜飼佳実先生にうかがいました。




ストレスを感じた時、猫の体内で何が起こってる?

猫がストレスを感じると、その体内では何が起こっているのでしょうか?

まずはストレスを感じると、体を守ろうとする脳からの指令で、副腎皮質刺激ホルモンが分泌され、同時に交感神経も刺激されます。

そのストレスが一時的なもの(急性ストレス)なら体を温めるカテコールアミンが、長期の場合(慢性ストレス)は血糖量を上昇させる糖質コルチコイドが、それぞれ分泌されるといわれています。




慢性ストレスがもたらすこわ〜い病気

画像/「ねこのきもち」2017年10月号

猫が継続してストレスを感じるのは、どんな状態でしょうか?

例えば、不仲猫との同居、騒音や人の出入りが激しい家のリフォーム、飼い主さんから離れての長期入院やペットホテル滞在などがあげられるでしょう。

その場合、猫の体内では糖質コルチコイドが必要以上に分泌されます。ストレスに対抗するための分泌ですが、かえって免疫力が低下する悪影響も。

興奮や緊張が続くストレスフルな生活が続くと、胃腸の働きが鈍くなり胃腸炎になったり、おしっこが出にくくなる特発性膀胱炎、体をなめて起こる皮膚炎に発展するおそれがあります。

人間でも、知らず知らずのうちにストレスを感じて、体調をくずすことがありますよね。それは猫も同じ。病気に発展する前に、なるべく猫に取ってストレスフリーな生活を守るようにしましょう。



※この特集は、「ねこのきもち」2017年10月号でご紹介した特集をWEB用に再編集したものです。

参考/「ねこのきもち」2017年10月号『猫のストレスランキング25』(監修:鵜飼 佳実先生(聖母坂どうぶつ病院獣医師))
撮影/佐藤正之
イラスト/竹脇麻衣
文/ヤマモト トモミ

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