年齢はお世話を替える上で、大きな目安となります。すべての猫は年を取っていくものです。つまり、年齢の変化によってお世話を替えることは、どの猫にも必要になってくること。
適切なタイミングで適切なお世話に替えてあげることが大切です。
子猫から成猫へ
この時期は変化が一番大きく、成猫といわれる1才になる頃には体も大きくなり代謝も増えます。今までのトイレや食事では問題が生じてきますので、健康的な生活を維持するためにも見直しが必要です。
成猫用のフードへ食事を切り替えよう
成猫用のフードに切り替えるタイミングとしては、1才という年齢がひとつの区切りです。成猫用のフードと子猫用のフードではカロリーも栄養密度も違いますので、きちんと成猫用のフードに切り替えてあげましょう。
また、6カ月を過ぎた頃からは不妊手術をする猫も出てきます。不妊手術をした場合は、成猫用のフードに切り替える時期を早めたほうがいい場合もあるので、獣医師の先生に相談を。
トイレのサイズは合っている?
トイレの大きさは、猫の体がすべて入ることが大前提となります。小さすぎると排泄物がはみ出してしまい、掃除も大変です。トイレは1才になったらということではなく、少し前から観察しておき、小さいなと思ったタイミングで切り替えてあげるのがベターといえます。
積極的に遊ぼう
遊びの時間は減っていませんか?飼い始めた頃は、飼い主さんも積極的に遊びたくなるものですが、だんだんと遊びの時間が減ってしまう傾向に。今までより遊ぶくらいの意識を持って、なるべく遊ぶ時間を確保してあげましょう。
首輪に注意!
首輪をしている場合、体の大きさが変化するこの時期はサイズのチェックや調整をこまめにしてあげましょう。
成猫からシニア猫へ
シニア期といわれる7才を過ぎた頃から徐々に活動量が減り、ハイシニア期といわれる13才を過ぎると足腰が弱くなってきます。高い場所に上がれなくなる、代謝が落ちる、病気にかかりやすくなるといった傾向があるので、予防やケアが大切に。
シニア用フードへ食事を切り替えよう
7才を過ぎて動きが控えめになってくると、成猫用のフードでは栄養が合わなくなることもあるので、シニア用の総合栄養食に切り替えましょう。シニア用にもいろいろと種類があります。迷うときには獣医師の先生に相談してみるのも○。
爪切りはこまめに
爪はできるだけこまめに切ってあげましょう。13才を過ぎたハイシニア期になると爪とぎの回数が減少しがちで、爪が太くなったり伸び過ぎたりします。そのままにしておくと、肉球に爪が刺さって化膿することも。
体重をチェック!
気付かないうちに食欲が落ちている、重大な病気にかかっている、そんなときは体重に影響が出ることも。ハイシニア期は病気にかかりやすくなるので、今まで以上にこまめに体重チェックを行いましょう。1ヵ月に500gの減量でも、猫にすると一大事。すぐに動物病院へ連れていきましょう。
筋力の衰えをケア
筋力が衰えてくるため、高い所に上がることが困難になってきます。危ない所には行けないように、柵などを置いて対策をしましょう。トイレなどの生活スペースには、段差などを設けて行きやすくするような配慮が必要になってきます。
病気に注意!
健康面での注意は全年代に言えることですが、シニア期・ハイシニア期は病気になりやすいので、より細かなケアや注意が必要です。特に、慢性腎不全・甲状腺機能亢進症・ガンなどはシニア猫がかかりやすい病気とされています。
このように年代によってケアすべきところが変わっていきます。フードやお世話が変わらないままでは、健康的な生活が維持できませんので、お世話も猫の年齢によって徐々に変化が必要です。大好きな猫とできるだけ長く一緒にいるためにも、適切なケアと予防で快適な生活を維持してあげましょう。
参考/「ねこのきもち」2017年12月号『季節、年齢、猫の様子、環境etc. 猫の「変化」はお世話の替えどきです』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/gyo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。