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猫も心の病気になるの? その症状とかかりやすい猫の特徴

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愛猫が執拗に同じ行動を繰り返したり、お手洗い以外の場所で排泄したりといった問題行動をしていたら、心の病気かも知れません。近年は、心の病気と診断される猫が増えています。どのような症状があらわれ、どんな猫がかかりやすいのか、猫の心の病気を解説します。

「心の病気」は、どんな病気?

ねこのきもち編集室が調べたところ、「愛猫は心の病気になったことがありますか?」の質問に、1割を超える飼い主さんから「ある」と回答がありました。

心の病気アンケートの回答円グラフ
イラスト/chizuru 「ねこのきもち」2018年9月号

病気の症状

心の病気とは、いわば問題行動のことです。問題行動とは、猫本来の行動であっても、激しく鳴き続けたり、自分のしっぽを執拗に追いかけて傷つけるような行為のことを指します。また最近では、「うつ病」のような症状が現れる猫もいるそうです。

病気の範囲

問題行動の中には、猫の行動は正常でも、飼い主さんが一緒に暮らすうえで問題と感じる行為も含まれます。動物病院に連れてこられる猫の中には、このケースも少なくないそうです。

心の病気と診断される猫が増えてきている理由

心の病気と診断される猫が近年、増えている理由のひとつとして、室内飼いの猫が増加したことが考えられます。猫は室内で飼育することが推奨されていますが、猫本来の狩猟本能が満たされず、それが原因となって問題行動をおこすことがあるのです。

心の病気になりやすい猫

子猫と看護師さん
イラスト/chizuru 「ねこのきもち」2018年9月号

心の病気になりやすいのは、「不安」や「退屈」を抱えている猫です。しかし中には、遺伝が関係して心の病になる猫もいるといわれています。

こんな猫は注意が必要

  • 生まれてすぐ母猫と引き離された猫
  • 室内で刺激が足りず、退屈している猫
  • 遺伝などの先天的な要因がある猫

飼い主さんにできること

心の病気の大きな原因は、刺激不足です。日頃から刺激を与えるように工夫をすると、心の病気を防ぎやすくなるでしょう。

外が見られる場所を用意する

窓の外を眺める猫
イラスト/chizuru 「ねこのきもち」2018年9月号

室内飼いの猫にとっては、外を眺めることも大きな刺激になります。野良猫が来ない場所を選んで、天気のいい日はカーテンを開けてみましょう。脱走の危険がなければ網戸にしてあげると、外の匂いや音が楽しめます。

上下運動できるスペースを確保する

キャットタワーに登る猫
イラスト/chizuru 「ねこのきもち」2018年9月号

しっかり遊ぶことで、猫は刺激を得られます。猫が自由に上下運動できる場所を用意したり、一緒におもちゃで遊んだりして、普段から刺激を与える努力をしてみましょう。

攻撃されても叱ってはダメ

飼主をひっかく猫
イラスト/chizuru 「ねこのきもち」2018年9月号

既に問題行動がみられる猫の場合は、攻撃したときに大声でしかられたり叩かれたりすると、ストレスを感じて問題行動が悪化する恐れがあります。しばらく様子を観察し、攻撃する原因を突き止めてから、取り除いてあげましょう。

もし愛猫が心の病気と診断されたら、責任を感じて自分を責めてしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。生立ちや遺伝が原因となって心の病気になることもあるので、独りで抱え込まずに、悩んだら獣医師さんに相談してくださいね。

参考/「ねこのきもち」2018年9月号「最新情報や気になるワードも 猫医療の現場から 今月のテーマ Vol.4 心の病気」(監修:もみの木動物病院副院長 日本獣医動物行動研究会幹事 獣医師 村田香織先生)
イラスト/chizuru
文/こさきはな
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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