猫は春から初夏にかけて、体温調節のために下毛が抜け落ちる「換毛期」を迎えます。抜け毛の量はほかの季節の数倍にも!ブラッシングをした後の抜け毛も大量になりますが、この毛も猫の一部と思うと捨てがたい。そんなときにおすすめの活用法をご紹介します。
抜け毛が猫のおもちゃに?「猫毛ボール」
抜け毛があれば簡単に作ることができます。自分のにおいが付いているので、猫のお気に入りのおもちゃになるかも!
猫毛ボールの作り方
抜け毛がもつれていたら、指でふわふわの状態にほぐしましょう。
抜け毛を手のひらで力を込めてこねながら、丸くしていきましょう。
約1分間こねて、ボールがしっかり固くなったら完成です!
猫毛ボールをアレンジ!
上の手順で作った猫毛ボールをアレンジしても面白いですよ。耳や目、ひげなどを付ければ、猫の毛で作った猫の顔の出来上がりです。なかには、工夫を凝らして人形を作る器用な方も!
いろいろ使える「猫毛マスコット」
こちらは少し道具が必要になりますが、飼い主さんが使えるかわいらしいグッズができますよ。コツさえつかめると簡単なので、上手に作れなくても何度かチャレンジしてみてくださいね。
準備する物
- 抜け毛(片手にふんわり一盛り)
- 洗剤液(スプレー容器に50ccの水+中性洗剤1滴)
- ラップ(約30cm四方)
- 水
- タオル
- アイロン
- あて布
- ハサミ
- フエルト(粘着シート付き)
- 型紙(猫の顔や肉球など作りたいもの)
猫毛マスコットの作り方
抜け毛がもつれていたら、指でふわふわの状態にほぐしましょう。
全体の厚さが均一になるように、手のひらで抜け毛を潰し、四角くします。(7~8cm四方に)
ラップの上に抜け毛を置き、全体がしっとりするまで、スプレー容器に入れた洗剤液を吹きかけます。
両手でラップごと挟み、抜け毛が絡み合って固まるように、左右に動かしながら、こすり合わせましょう。
形を壊さないように、水に浸して洗剤液を流しましょう。
あて布をしたら、上からアイロン(高温)を強く押し当てましょう。完全に乾かなくてもOK!
型紙をあて、押さえながらハサミでカットします。その際、型紙より一回り大きめに切るとキレイにできますよ。
今までは捨てるしかなかった猫の毛も、このように猫のおもちゃやかわいいグッズに大変身!自分流にいろいろと工夫を凝らしてみるのもいいかもしれません。抜け毛対策が大変な「換毛期」も視点を変えることで、少し楽しくすることができるのではないでしょうか。
参考/「ねこのきもち」2017年4月号『猫もお部屋もスッキリ!換毛期にすること 抜け毛の活用法も!?』(作品制作協力:クラフト作家 くまだまりさん)
文/gyo
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。