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いつも気になっている猫のあの鳴き声……まさかそんな気持ちだったとは!

猫は言葉を発しない動物ですが、さまざまな方法で飼い主さんに気持ちを伝えているそうです。その手段のひとつが「鳴き声」なのだとか。

猫と長く一緒に暮らしていると、なんとなくわかるように(わかったような気持ちに)なることもありますが、ちょっと複雑だったりあまりにもピンポイントだったりする状況下では想像すらつかないことも。

今回は、読者から気になると寄せられた鳴き声のうち、ちょっと謎めいたものについて、専門家に解説してもらいました。

【気になる鳴き方のギモン1】動物病院に連れていったら、まるでライオンのように大迫力で鳴く……。じつはこれが本性なの?

撮影/山下良子
生命の危機を感じ、力を振り絞っているだけ
動物病院は、多くの猫にとって苦手な場所のひとつ。ライオンのように鳴くのなら、この猫にとっても大嫌いな場所なのでしょう。本性を現したというよりは、生命の危機を感じての叫びと考えられます。

【ギモン2】私の独身時代は鳴いたことがなかったのに、結婚した途端、鳴くように。これにはどんな理由があるの?

撮影/関 由香
かまってほしいと思うことが増えたからかも
結婚後、飼い主さんの目が猫だけでなく、旦那さんにも向けられることが多くなったのでは。そのため、猫は今までのようにかまってほしいなどと思うことが増え、鳴いているのかもしれません。

【ギモン3】子猫のときと比べ、鳴き声が変わったような……。それはなぜ?

撮影/小森正孝
子猫時代は声帯が定まっていなかったから
当然ではありますが、子猫は発達が充分ではなく、声帯も定まっていません。そのため、成猫になって声帯が定まると、鳴き声が変わって聞こえることもあります。自然なことなので、心配はいらないでしょう。

【ギモン4】同居猫を捜してニャーニャー。ほかの猫を捜すときに鳴くのはどうして?

撮影/関 由香
鳴きながら捜していた野生時代の子猫に由来が
野生の子猫は、母猫やきょうだい猫を捜すとき、「ここにいるよ!」と知らせるため、ニャーニャー鳴くことがあります。成猫になっても子猫気分が残る飼い猫も、野生時代の名残で鳴きながら捜すのでしょう。
いかがでしたか?
猫が鳴くのにはいろんな気持ちや理由が隠されていることがわかりましたね。鳴き声に隠された気持ちや理由をもっともっと知ることで、愛猫の気持ちをしっかり受け止め、絆を強めましょう♪

ねこのきもち最新号(2019年3月号)では、愛猫の鳴き声を大検証! 猫の鳴き声の「大きさ」「長さ」「高さ」などの組み合わせから気持ちを理解するヒントを解説していますよ。

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※この内容は、ねこのきもち2019年3月号特集から一部ご紹介しています。
出典/「ねこのきもち」2019年3月号『猫語をひも解くヒント集 鳴き声で気持ちはわかります!』(監修:帝京科学大学助教 小野寺 温先生)
文/ねこのきもちWeb編集室
撮影/関 由香、山下良子、小森正孝
※この記事で使用している画像は2019年3月号『猫語をひも解くヒント集 鳴き声で気持ちはわかります!』に掲載されているものです。
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