猫と暮らす
UP DATE
猫に話しかけるときは「赤ちゃん言葉」がいいって、ウソ?ホント!?
でも、本当のところどうなのか……気になりますよね! そこで、ねこのきもち獣医師相談室の先生に真相を聞いてみました。
猫に話しかけるときは「赤ちゃん言葉」がいいってホント?
「飼い主さんの中で、どれくらいの割合の人が赤ちゃん言葉を使っているのかわかりません。
ですが、すべての人が赤ちゃん言葉で話しているとは思えませんし、そうしていなくても多くの人はいい関係を築けていると思います」
「ただ、猫は大きな音を嫌うので、大声で話しかけるのは嫌がられる原因になります。赤ちゃん言葉で話しかけるからいいのではなく、赤ちゃん言葉を話しているときのトーンや口調、声の感じが、猫にとって安心できるからいいといえるのではないでしょうか」
「そのときの猫の気持ちまではわかりませんが、赤ちゃん言葉を理解しているというよりはトーン、口調、声の感じで安心しているというところかもしれませんね」
猫に対して、こんな言葉や話し方はNG!
「猫が安心を感じる声の逆がよくないということになります。つまり、大きな声や低い声は猫が嫌がるので、避けたほうがよいでしょう。優しく落ち着いた、高めの口調で話しかけてあげてください。
また、猫はコミュニケーションがとれていない人を警戒したり、猫の気分を考えずに、過度で一方的なコミュニケーションをとろうとする人を嫌ったりします。猫の様子を見ながら、話し方を気をつけるように心がけましょう」
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
UP DATE