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驚き! 猫の体にまつわる3つのトリビア

猫と毎日生活をともにし、性格や傾向をわかったつもりでいても、猫の体は人のそれとは異なるため、まだまだ知らないことがたくさんあるはずです。そこで今回は、猫の体にまつわる3つの雑学・豆知識をご紹介します。さっそく見ていきましょう!

猫のマーキングのニオイは人のワキと同じ!?

猫2匹
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫がマーキングに用いるニオイは、オシッコや肛門嚢(こうもんのう)などさまざまですが、そのひとつに「アポクリン」という汗腺から出る分泌液があります。

実はこの「アポクリン」は人にもある汗腺で、人の場合、おもにワキや陰部に集中しているため、猫のマーキングのニオイは、人のワキの汗のニオイと似ているといわれることがあります。

また、人に例えると、ワキの汗を使ってマーキングしているようなものともいえるでしょう。

猫の膵臓のメカニズムを解けば、人の糖尿病も治る!?

スコティッシュフォールド
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は肉食動物であることから、おもに炭水化物などを分解する膵臓(すいぞう)の機能があまり強くありません。
しかし、膵臓は血糖値を調整するインスリンを分泌するなど重要な役割があり、正常に機能しないと「糖尿病」になるリスクが高まるので、注意してあげる必要があるでしょう。

このようなことから、猫の膵臓の構造や糖尿病に関する研究が行われています。そして、研究が進んで膵臓の機能が低くなるメカニズムなどがわかれば、人の糖尿病の特効薬をつくる手がかりになるかもしれないともいわれているのですよ。

人の糖尿病が“完治できる病気”になる日も、来るかもしれませんね!

その昔、猫の頭は脳科学の研究材料として重宝されていた!?

サバトラ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は犬などとは違い、猫種によって頭部の形状に違いが出ることは少ないと考えられています。そのため、これは昔の話で、聞くだけでも痛々しいのですが、解剖した脳の比較をするなどの際には、猫が実験体になることもしばしばあったのだとか……。

今日の脳科学などの進歩があるのは、「猫のおかげ」といっても過言ではないかもしれませんね。
このように、猫の体には思わず「へぇー」といってしまうようなトリビアがたくさんあります。今後も猫の体にまつわる研究などから、目が離せませんね!
参考/「ねこのきもち」2017年5月号『驚きの事実も、知れば納得 猫の体を科学する』(監修:日本獣医生命科学大学獣医解剖学教室教授 日本解剖学会理事 尼崎肇先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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