愛猫といつも、どのようにスキンシップやコミュニケーションをとっていますか? じつは、猫のタイプによってスキンシップの方法を変えることで、さらに愛猫のハートをつかめちゃうんです! 今回は、人と密着するのが好きな猫と、距離を保ちたい猫のタイプ別に、もっと仲良くなれる方法をご紹介します。
密着好きな猫には、やっぱりくっついちゃおう
膝の上に猫の好きな毛布をおく
飼い主さんがソファなどでくつろぐときは、猫が好きな毛布などを膝にかけてみましょう。膝の上を猫にとって魅力的な場所にしておくことで、猫もそばに来たくなり、甘えやすくなるんです。
上着の中に誘い込む
飼い主さんの上着の中に誘い込むのもおすすめです。無理に入れるのではなく、ブカブカの服を着て猫が潜り込みたくなるような隙間をつくるのがポイント。猫が自ら入ってくるのを待ってみましょう♪
布団の中で一緒に遊ぼ♪
布団の中でスキンシップしたいときは、布団の端の一部をトンネル状に開けておきましょう。猫は穴に入りたがる習性があるので、トンネルのようになっている布団にも興味を持ち、自分から入って来るでしょう。
人と距離を保ちたい猫には、ほどよい距離感を
飼い主さんのそばにくつろぎスペースを用意
猫ベッドや紙袋・箱など、猫のお気に入りのくつろぎスペースを「この辺りまでなら来るかな?」と思う位置に用意しておきましょう。
リラックスして甘えたそうな様子なら、そっと撫でるなどのスキンシップをしてみてくださいね。
猫ベッドなどを布団のそばに置いても◎
布団に入らない猫なら、布団の横に猫ベッドなどを用意しておくといいですよ♪ 猫が自分から来てリラックスしていたら、そっとスキンシップをしてみましょう。
広いスペースに飼い主さんの洋服を置く
猫は広いスペースに何かが置いてあると乗りたくなってしまうもの。そこで、布団やソファの上に飼い主さんの洋服を置いておくのもおすすめです。
飼い主さんは布団の中、猫は布団の上という状態でのスキンシップも、距離を保ちたい猫にはちょうどいいかもしれませんね♪
無理強いと余計なお世話はNG
くつろいでいる猫を移動させたり、無理に抱っこしたりするのは避けましょう。毛布をかけるのも控えてくださいね。これを繰り返すと、飼い主さんのそばに来なくなってしまうかもしれません。
猫は「嫌だな」と思いながらも我慢していることがあります。猫が逃げないからといって、「嫌がっていない」と勘違いしないように、気をつけてあげてくださいね。
このように、猫のタイプ別によってコミュニケーションの方法には違いがあります。飼い主さんが「もっと密着したい!」と思っても、無理強いは嫌われてしまう原因になるので注意が必要です。愛猫のタイプやそのときの気分に合わせて、心地よいスキンシップすることが大事。ぜひ愛猫のハートをつかんで仲良くなってくださいね♡
参考/「ねこのきもち」2016年12月号『今よりもっと仲よく、“懇ろ”に にゃんごろスキンシップ』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/ishikawa_A
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。