猫と暮らす
UP DATE
ベテラン飼い主にもありがち! 猫の行動5つの勘違い
同居猫とのケンカに負けたあと、激しく爪をとぐのは…
「アイツめ…見てろよ!」
○ 動揺した自分の気持ちを落ち着かせようとしています
ウンチをしたあと、大きな声で鳴くのは…
「出たよー早く片付けてー」
○ 母猫にお世話を求める子猫の気分になっています
ブラッシング中に、体のほかの部分を自分で毛づくろいするのは…
「ねえこっちも」
○ 母猫と一緒に毛づくろいをしているつもりでしょう
ジャンプに失敗したときなどにわき腹を舐めるのは…
「失敗なんてしてないからねー」
○ 見ている誰かに対してではなく自分に向けての行動
ではなく、動揺している自分に対して「落ち着け、落ち着け」と取り繕っているのです。
人の帰宅が遅いと、ゴミ箱などを散らかすのは…
「帰りが遅いから悪いんだよっ!」
○ 時間があったのでたまたま面白い遊びを見つけただけ
猫の行動に対する勘違いは解けましたか? 猫の行動を人に置き換えて考えてしまうと、誤って読み取りがちです。人との違いを知ったうえで猫の行動を考えると、本当の意味がわかるようになりますよ。
参考/「ねこのきもち」2016年6月号『愛猫の行動、こんなふうに思っていませんか? 嗚呼、ありがちカンチガイ23』(監修:哺乳類学者 今泉忠明先生)
文/浪坂一
撮影/栗林 愛
※この記事で使用している画像は2016年6月号『愛猫の行動、こんなふうに思っていませんか? 嗚呼、ありがちカンチガイ23』に掲載されているものです
UP DATE